「テン・サマナーズ・テイルズ/スティング」 93年 評価 3.5


 スティングのソロ4作目で、題名のとおりプロローグ、エピローグと10の物語という構成となっており、相変わらず芸術性のきわめて高い作品。

 前作ほど内向的ではなく印象に残る曲も多いが、たとえば評論家受けの良い映画がすべて面白い映画ではないのと同じように、本作も面白み(口ずさめること)がなく、あまり好んで聴くものではないだろうというのが正直なところ。