「ヴードゥー・ラウンジ/ローリング・ストーンズ」 94年 評価3
前作『スティール・ホイールズ』から5年ぶりの新作。この間にビル・ワイマンが脱退したそうだが、そもそもストーンズ・フリークでない私にとってはそんなことはどうでも良い。
何年たってもルーズでまとわり付くようなミックのボーカルに、下手上手いこれまた気の抜けているようで魅力的な演奏が展開される。前半はなかなかバラエティに富んでいて良いけど、後半がちょっとワンパターンだな。彼らほどのバンド(しかもスタイルが一貫している)になると、良い悪いというより彼らの音が好きか嫌いかということになるのだろう。決して悪いアルバムではないけど、私的にはあまり聴くことはないなぁと思うので、消し。