「スティール・ホイールズ/ローリング・ストーンズ」 89年 評価 3.5
ストーンズファンからは、かなり一般受けを狙ったアルバムとの評価が多い。つまり私にとっては好ましいアルバムである。
そうは言っても、従来どおりのシンプルなサウンドは健在で、ストーンズ節は少しも衰えていない。A面、B面とも3曲目あたりまではかなり完成度が高いが、その後同じような曲が並ぶため、評価点は余りあがらない。あと2曲ほど好きな曲があれば評価は上がるのだが・・・
しかし、間違いなくいえることは以前聴いたときよりは明らかにストーンの音が好きになっているということだ。その普遍な、ある意味のいい加減さがとても聴いていて心地よい。