「OKコンピューター/レディオヘッド」 97年 評価 2.5
レディオヘッドの3作目。これまでの路線を変えてコンピュータサウンドを取り入れた作品となるが、その特徴は目立つ感じはしない。あくまでサウンドを取り入れただけであって、例えばU2が大きくコンピュータサウンドを取り入れた「ZOOROPA」のようなコンピュータミュージックにはなっていない。
ボーカルはよりエモーショナルになったが、その分、ボノにより似るようになった。そして本作の特徴はスローな曲調の抑揚のない曲が続くことであり、前作とは変わって、聴き終わってから思い出せる曲がない。終始どんよりとした雰囲気で終わり、前作で結構期待したのだが残念な内容。