「パブロ・ハニー/レディオヘッド」 93年 評価3


 2000年代に隆盛を極めたレディオヘッドのデビュー作。チャートアクション的にはさほどの結果を残していない(英22位、米32位)。

 グループとしては、U2に似たボーカルにオアシスに似たサウンドいう印象で、特に個性は感じられない。印象に残る曲はなくメロディメーカーとしても秀でた点は感じられない。

 個人的に、常にギターの音がかき鳴らされているサウンドは、個々の楽器の音色という魅力を感じられないため、どうしても根本的に好きになれないし、聴いた翌日に思い出せる曲が1曲もないというのでは、今後再聴したいとはとても思えない。