「ザ・ミラクル/クイーン」 89年 評価 3


 クイーンの12作目。私の評価の中で欠損している11作目の「カインド・オブ・マジック」(86年)からの変化はわからないが、前々作「ザ・ワークス」の延長線上にあり、70年代以降のクイーンサウンドという内容。目立ったヒット曲はないが、よく言えば安定感のある出来ではある。ちなみにフレディはエイズの病状が悪化してきている時期になるのだが、ボーカルの力強さは失われていない。