「ホット・スペース/クイーン」 82年 評価 3


 クイーンの9作目で、最も変貌を遂げたアルバムといえるだろう。ブラスセクションの導入、全編的にディスコ/ブラック系の音作りなど、7,8年前の作品と比べると、ここまで変わるか、というほどの内容。

 マーキュリーのボーカルもかなりこれまでと異なる領域に入ってきており、かなり実験的な内容なのだが、ここ最近の数作と同じく良曲として取り上げられる曲が少なく、出来としてはあまりいいとは言えない。