「ホワッツ・ニュー/リンダ・ロンシュタッド」 83年 評価3.5


 カントリー・ロックの歌姫リンダが、ネルソン・リドル・オーケストラを従えてオールディーズやジャズの名曲を歌い上げた、前作までのアルバムから全くの方向転換を図った問題(?)作。シリーズとして3作作られた。元々歌の上手さには定評があり、じっくり聴くことができる(その筋の人に言わせればダメだそうだが)。

 名曲選なので、曲のよしあしを評価するのは筋違い。要はこのような曲を聴くどうかだけだと思う。私にしてみれば、たまに和みたい時にこのようなアルバムを聴きたいという要求もでてくるので3枚ぐらい持っててもいいかなと、コレクションに残っている次第である。