「ヨシミ・バトルズ・ザ・ピンク・ロボッツ/フレーミング・リップス」 02年  評価3


 フレーミング・リップスの10作目。前作で感じたボーカルの弱さは改善されたと思うし、音作りも丁寧になり、だいぶ聴きやすくなった。

 1曲目から3曲目の表題曲までの流れはかなり良く、特に表題曲はキャッチ―なメロディと奇抜な歌詞でなかなかの名曲。ここまでは期待させるのだが、それ以降が尻つぼみ。特徴のない曲が続いていき、アルバム全体として何度も聴くものではないとの評価。