「ディスカバリー/エレクトリック・ライト・オーケストラ」 79年  評価4


 ELOの最も成功したアルバム。全英1位・全米5位を記録。前作と比較すると楽曲はコンパクトに、音はシンプルに、メロディは練り込まれたものとなっている。

 その結果として、例えばビージーズと比較してどこが特徴的ということはないけれども、ディスコサウンドとしてわかりやすくなり、乗りの良い曲も多い。特に「シャイン・ラヴ」と「ロンドン発最終列車」の出来が良いし、バラード調の曲もなかなか良く、この当時のアルバムとしては名作の部類には入ってくる内容と思う。