「ヤング・アメリカンズ/デヴィッド・ボウイ」 75年 評価3
デヴィッド・ボウイの8枚目のスタジオ・アルバムで、バックコーラスの使い方やリズム、バックミュージシャンなどにソウル/ディスコへの傾倒が感じられ、常に変化していくのボウイのアルバム変遷の中でも特に前作との差が著しい1枚。
ボウイ独自の特異性というものはだいぶ影を潜めた結果、特にメロディメーカーとして秀でてはいないため、あまり特徴のない作品になっている。一方で、ボーカリストとしては声の調子も安定してきて、魅力が出てきた。