「マイロ・ザイロト/コールドプレイ」 11年 評価3.5


 コールドプレイの5作目のスタジオアルバム。3作目から彼らは爆発的なセールスも記録するスーパーバンドになったのだが、3,4作目を聴いていないので、本作に至るまでにどう変化が起きたのかは想像するしかないが、少なくとも2作目と比べると非常にポップで聴きやすく、ヒット性のある曲の多いアルバムと思う。

 ノリの良い曲に、フォーク調の曲を時折交えるという構成。悪くはないのだが、何か心の琴線に触れるところがない。曲作りは上手いが彼らなりの個性がないという印象で、今後、また聴きたくなるというものではない。