「シングルス 1968−1973/カーペンターズ」 74年 評価 4.5
カーペンターズ初のベストアルバムで、ただ単にヒット曲を並べるだけではなく、いくつかの曲をメドレーにしたり、リチャードがリアレンジしたりで工夫が施されている。カーペンターズはこのあともいくつかヒットを飛ばすが、全盛期はやはり73年ごろまでで、それまでのヒット曲が網羅されているのでやはり良いベスト盤である。
特にA面はヒット曲がメドレーとして調和してつながり素晴らしい流れである。ヒット曲には実は彼らの作品というのは極めて少ないのだが、リチャードのアレンジ能力とカレンのボーカルで自分らの曲にしてしまうところが彼らの凄さで、それを十分知ることが出来る素晴らしいベスト盤である。