「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!/ビートルズ」64年 評価3.5


 ビートルズの3作目。前2作と違い、全てがジョン=ポールの作品。この二人の類まれな才能を十分感じさせる初期No.1の傑作だろう。

 特にA面は当時の音としては完璧な出来栄え。良くぞ短期間でここまで成長したと感心するばかり。しかし、B面はまだ未熟な感はぬぐえない。当時のありふれたメロディ的な曲が多い。

 もちろん、表題映画のサントラでもあるわけだが、映画自体のできは悪い。