「プリーズ・プリーズ・ミー/ビートルズ」 63年 評価2.5
いわずと知れたビートルズのデビューアルバム。しかし正直言って、20世紀最高のバンドであるビートルズのオリジナルアルバムはすべて持っておくかという義務感から所有しているというのが本音。数年に1回、持ち物整理のときに聴きなおしてみる以外は聴くことはない。
私は楽器をやらないので、曲のコードの進行が斬新だとか、そういうことは全くわからない。多分、ビートルズらしさは随所にあるのだろうが、14曲中6曲がカバー曲ということもあって、全編にわたる評価では低くなるのも致し方ないか。
確かに、ジョンとポールの書いた曲は他のカバーと比べて個性的で古臭さがなく、才能の片鱗を見せているが、好んで聴くほどではない。「ヘルプ 4人はアイドル」以降のアルバムがなかったなら、ビートルズは60年代の1人気グループに終わっていたことだろう。