「哀しみのマンディ/バリー・マニロウ」 74年  評価3


 バリー・マニロウの2作目。1作目よりはいいが、まだスタイルが固まっていない印象を受ける。やはり彼の持ち味はバラード。アップテンポでもいいが、声をからしてのロックは似合わない。また、アメリカン・エンタテイメント的な曲も、日本人にはちょっと辛いものがあり、このアルバムも消し対象となってしまう。

 単曲としては「哀しみのマンディ」がやはり秀逸。今後のバリーの方向性を決めた曲でもある。