「サウンド&カラー/アラバマ・シェイクス」 15年 評価2.5
2009年に結成。2012年にファースト・アルバムを発表したアラバマ・シェイクスの2作目にして最終作。ジャンルは主にサザン・ロック、ガレージロックに分類されるらしいが、私の感覚ではソウル、ブルース色が濃いと感じる。
そして、ソウル、ブルースというジャンルはこれまで幾度となくトライしてはやっぱり好きになれないと繰り返してきたものであり、やっぱり本作も好きになれない。ブルースは同じフレーズの繰り返しが多いしメロディに特徴がない。また、ソウルは単曲で聴くにはいいが、ずっと聴き続けるとどうしてもボーカルに押しつけがましさを感じてしまう。
結局アメリカのルーツ・ミュージックを聴くのは外国人が日本の演歌を聴くようなものだと思う。元来ロック/ポップスがストライクゾーンの私がそんな曲の良さを理解できるわけがなく、やっぱり本作もダメだったという結論になる。