「メリーに首ったけ」 98年米 評価3(5点満点) メジャー度4
監督:ボビー&ピーター・ファレリー兄弟
出演:ベン・スティラー、キャメロン・ディアス他
容姿完璧、性格も良く、知能遅れの弟がいることだけが男にとってはネックのメリー。その彼女と高校生活の最後に出会った、背が低くて、ダサくて、歯に矯正をつけた、性格が良いことだけが取柄の青年はメリーに気に入られるが、メリーの家で一物をズボンのチャックにはさみ、救急車で運ばれそれっきり。その13年後、メリーを忘れられない彼は何とか彼女を見つけ出すが、ライバルがたくさんいて…
前も書いたがディアスが好きなので見た。でも、好きなことに変わりはないが、「ベスト・フレンズ・ウエディング」「普通じゃない」とこの作品で3本見たが、みな同じような役回りで飽きてきたな。それと、下ネタのオンパレードに期待(?)したが、それほどでもなかった。最近のコメディというのはこんな風に中途半端なのかな。
中ではチンピラ風の探偵を演じたマット・ディロン(デイモンじゃないよ!)のふてぶてしい安いチンピラ役が嵌っている。かつてYA(ヤングアダルトのこと。今じゃこんな言葉使わないよ)スターの第一人者と言われた二枚目ぶりはどこへやら。中年ぶとりした体型がなんともいい感じ。