「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 2016年米 評価3.5 メジャー度3
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:フェリシティ・ジョーンズ、ジン・アーソディエゴ・ルナ、ベン・メンデルソーン他
アナキンがダークサイドに堕ち、ダースベイダーとなったエピソード3と、アナキンの息子ルークがジェダイとして帰還し、帝国軍のデススターを爆破するエピソード4の間の、反乱軍のジェダイでもない戦士たちがデススターの設計図を盗み出すまでのストーリー。
上手いこと話をつなげた映画だが、正直、前半は特徴のない惑星名と覚えづらい名前の登場人物が大挙して出てくるので、特に小学生以下の子どもにはついていくのが大変。設計図を盗み出すことに反乱軍が一致団結してからは、エピソード4に通じる登場人物が出てきたり、約40年前と比べれば雲泥の差の特撮技術で、なかなか惹き込まれるものがあるが、仲間たちが見どころを与えられつつすべて犠牲になる話自体はありきたりで、スターウォーズに結び付けられなければ何の変哲もないSF映画である。
スターウォーズに思い入れがなければ特に観る必要はないし、やはりスターがいなければ映画の魅力もだいぶ減少するということを如実に悟らされる映画。でも、スターウォーズが好きな私は点数甘め。