「キル・ビル」 03米 評価3(5点満点) メジャー度4
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ルーシー・リュー他
スネーク団のボス、ビルの子を身篭ったものの、結婚式に仲間達からリンチを受け、ビルに頭を打たれて死んだと思われた女殺し屋ザ・ブライド。4年の植物状態から生還し、自分を殺そうとした4人の元仲間とビルへの復讐を開始する。
とても書ききれないほど突込みどころ満載の、こりゃ、コメディ映画だよ。言ってみれば、タランティーノが自分の好きな日本のチャンバラ映画を真似て好き勝手に作った映画。そのけれん味、迷いのなさはすがすがしいが、こうも展開がはちゃめちゃじゃ、何も残らない。
観てて退屈はしなかったので評価は3だが、なぜ結婚式でビルがザ・ブライドを殺したのか不明だし、本作の復讐は二人目までで終わりと、明らかに2作目への繋ぎを残しているが、元々スプラッターものが苦手なこともあり、残念ながら次作を観る気は全く起こらない。