「フィフス・エレメント」 97年仏・米  評価4(5点満点) メジャー度4

監督:リュック・ベッソン
出演:ブルース・ウィルス,ミラ・ジョボビッチ,ゲーリー・オールドマン他

 2214年,元エリート軍人のタクシー運転手コーベン(ブルース)は空から降ってきたルーリー(ミラ)を救う。彼女は実は高い知能と体質を持つ宇宙人の破片から蘇生された人間であった。そのころ宇宙では宇宙全体を滅ぼす邪悪な生命体が成長しており,ルーリーはその生命体を滅ぼす鍵を握っていた。

 実際,220年後にこの映画のような世界(エアカーが行き交い,地球人が太陽系内を自由に飛び回る)になるとは到底思えないが,私はこのような夢のあるというか,空想的な映画は結構好きである。「バロン」とか「未来世紀ブラジル」とかはかなり好きだ。

 話も単なるヒーロー・アクションものではなく,ユーモアもあり,既存のストーリー展開を裏切るようなお間抜けな悪党達も登場し,テンポもいい。よくありそうなSFもののようでありながら結構変わっている。

 ルーリーがもうちょっと私好みの女優だったら更に評価が上がったと思われるが,まあエイリアンの設定だからしょうがないか。彼女が,地球で勉強中に見たブルース・リーの真似をして悪党エイリアンを倒すところなんかとても楽しい。ただ,吹き替えでみたのが残念だった。私は吹き替えは嫌いじゃないが,この映画は字幕で見るべきものだろう。