2006年は目標としている2作/月に及ばないものの23作を観ました。まずまず観たといえる数字でしょう。今年は鑑賞1000作品到達が予想される年(あと22作)。良作を選んでみていきたいですね。ではベスト5とワースト3を。ベスト5は4作が邦画。最近の動向をよく反映している。
第1位
「いま、会いにゆきます」評価5 メジャー度5
ロマンス映画として私のストライクゾーン直撃。よって、細かいことは何も言わない。当時実生活でも結婚に向かっていった主人公ふたりの雰囲気もとてもよい。
第2位
「過去のない男」評価4.5 メジャー度1
久しぶりに観たヨーロッパ映画の秀作。往年の小津安二郎を髣髴とさせる作風は嵌る。今後、この監督の昔の作品も観ていきたい。
第3位
「ハウルの動く城」評価4.5 メジャー度5
賛否両論の本作だが、私は新しい展開と評価したい。このイマジネーションは秀逸。今後また宮崎駿の映画を映画館で観ることになるだろう。
第4位
「嫌われ松子の一生」評価4 メジャー度4
「下妻物語」のぶっ飛び方を受け継ぎ、更にドラマ性に深みを持たせた。松子の凄まじい生き方の中に人生の喜怒哀楽の総てをみた。
第5位
「ALWAYS 三丁目の夕日」評価4 メジャー度5
ショート・ストーリーのつなぎ合わせで正直訴えるものは薄いが、昭和30年代の活力に満ち、人間らしい時代の懐かしさが心地よい。
ワースト1
「カーズ」評価2.5 メジャー度3
鑑賞者の対象をどこに絞っているのか不明。子供は飽きるし、大人にはあまりに正直すぎる展開。絵的にもかわいくないキャラクター。
ワースト2
「キル・ビル」評価3 メジャー度4
面白くないとは言わないが、デタラメやりすぎ。
ワースト3
「キングコング」評価3 メジャー度4
これも悪くはないが、コングより恐竜がいることのほうが重要だろう!とか、どうやってコングをN.Yに?とか突っ込みどころ満載。