2005年は9月に長男が生まれたこともあって、特に後半に映画を観ることが少なく、たったの15本しか見ませんでした。その中でもベスト3。ワースト1を選びました。今年もかなり厳しい状況ですが、2桁は見たいと思います。


ベスト

第1位
「ミリオン・ダラー・ベイビー」 評価4.5 メジャー度3

 クリント・イーストウッドはいい監督になったものだ。やはりヒューマンドラマというものはつらいことも総て正直に描いてこそ感動が高まるということを再認識。


第2位
「スター・ウォーズ エピソードV」 評価4.5 メジャー度5

 作り方に若干甘い点はあるが、エピソードTUとエピソードW〜Yを結ぶ橋渡し役として十分な出来。これでついにスター・ウォーズシリーズが終わりかと思うと感慨深いものがある。


第3位
「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 評価4.5 メジャー度5

 上位3作にあまり差はない。本作は最新の映像技術を駆使した御伽噺として最高の出来だろう。4時間を越えるスペシャル・エディションを観たのだが、非常に丁寧なつくりで、年月が経ったあとに観ても感動は色あせまい(この辺はハリ・ポタとの大きな違い)。


ワースト

第1位
「A.I.」 評価2 メジャー度4

 「プライベート・ライアン」の後、スピルバーグはどうしちゃったのか。面白かったのは「マイノリティ・リポート」のみ。それ以外はなんてぬるい演出の多いことか。ベスト1の作品と比べるとわかるが、感動させようという演出、よくありがちなわかりやすい展開には、うそ臭さが蔓延する。