*安田記念*
【過去10年のデータ整理】
@前走GTでなければ距離1400m〜2000m(5着まで例外なし)(30)
A3歳馬の場合、前走NHKマイル3着以内または1番人気(5着まで例外なし)(27)
B過去2走、重賞でない場合は1着又は1番人気(5着まで例外なし)(23)
C牝馬の場合、前走GTで3着以内または3番人気以内(5着まで例外なし)(17)
D香港馬の場合、前走3着以内(4着まで例外なし)(35)
E前走GV以下なら連対か1番人気(ダート戦、海外レース除く)(4着まで例外なし)(24)
F前走1200mの場合、1400m以上の重賞勝ちあり※外国馬除く(4着まで例外なし)(24)
G当該年になって準オープンを卒業した馬は重賞を勝っていること(3着まで例外なし)(35)
H7歳以下。7歳の場合GT連対馬。(3着まで例外なし)(35)
I前走ダートの場合芝のGT馬(3着まで例外なし)(23)
J重賞連対実績あり(3着まで例外なし)(23)
K3月以降に出走していない場合、府中GTの連対経験あり(3着まで例外なし)(21)
L牝馬の場合マイルGT連対馬(3着まで例外なし)(17)
M1600m以上の距離で連対実績あり(2着まで例外なし)(33)
N前走GU以下なら3着または5番人気以内(2着まで例外なし)(30)
O6歳以上の場合、GT馬でなければ近2走とも3着以内又は2番人気以内(ダート戦除く)(2着まで例外なし)(19)
すべてクリアするのは5頭(@GILO)。GT馬は5頭と、去年の6頭、一昨年の10頭より少ないこともあってかなり絞れる一戦となっている。2着まで例外なし条件のみに引っ掛かるのがDFPの3頭。
ソウルラッシュは前走で現在の世界芝最強馬を下し、7歳になってなお衰えを感じさせない。海外含め目下10戦すべて4着以内とレースレベルが高い中で素晴らしいパフォーマンスを見せている。ジャンタルは香港で大敗したが、その前の富士Sの熱発回避及び500キロ超という過去最高馬体重と、中間の状態に問題があったもの。今回半年ぶりとなるが計画通りで陣営のコメントも非常に前向きでしっかりと立て直したとみる。もともと堅実性も高い馬で能力は発揮できるだろう。シックスペンスは今のところGTでは脆さを見せているがベストはマイル〜1800mなのだろう。キレを生かすのが最善の戦術なので1番枠になったのは良かった。なんとなくタフさが足りないイメージがあるが、イメージだけで軽く扱うのは違うと思う。
トレヴァトーレはじっくりと力をつけてきた。まだGT級と相まみえていないが、一気に殻を破る可能性はある。エコロは去年のクラシックは距離が長かったという内容。大阪杯は落鉄しての4着で差はなく、死んだふり作戦も得意。変に勝ちにいかないことが重要。
3着条件までクリアするレッドは府中が得意だがGTになると途端に掲示板にも載れない。瞬発力はあるので無欲の後方待機でどこまで、というところ。ガイアも芝GTでは今一つに加え、香港で過去最低体重で調子を崩して馬体回復を図りながらの中間。前走から1カ月半だしGTを戦える体になっていないだろう。
と、3番人気未満は堅いと言えないレースなので復活する馬を拾っていくと、ウインとウォーターはKのみに引っ掛かる。前者は府中GTの実績はないが去年のマイルCSで3着。でも府中のマイルはタフさが必要でやっぱり厳しいと思う。後者は転厩があって4か月開いたが、鋭い決め手はあるし昨秋以降府中マイルは3戦3勝。菅原得意の死んだふり作戦なら3着あってもおかしくない。ジュンはOのみに引っ掛かる。ポカの多い馬だが府中は得意のはずで、武が末を生かす競馬で一発を狙っているはず。ブレイはLに引っ掛かる。マイルに実績を残せていないのは事実で、最適は中距離で末を生かすこと。また、ここまでの内容を見ると牡馬相手にはちょっと足りないのかな、とも思う。
本レースは近年堅く収まるようになってきて、春GTでは1、2を争う堅いレース。奇をてらう必要はないだろう。
1着候補…ソウルラッシュ、ジャンタルマンタル、シックスペンス、トロヴァトーレ
2着候補…エコロヴァルツ
3着候補…ジュンブロッサム、ウォーターリヒト、ブレイディヴェーグ、レッドモンレーヴ、ガイアフォース
買い目
普通にいえばGT2勝2着2回3着1回のソウル、同じく2勝3着1回のジャンタルが実力が抜けていると考えるが、冷静になればジャンタルは半年ぶり。思い込みは良くないので、冷静な買い目とする。なお、今日の東京芝は追い込みが効かない。前にいてしぶとく脚を使えないとダメ。
3連複フォーメーション @IL−@ILO−@CGILMOPQ 100円
L−@CGILOP−@CGILOP 100円 合計4900円