*天皇賞春*


【過去10年のデータ整理】

@2400m以上のレース出走経験あり(5着まで例外なし)(31)
A当該年に1走していない場合、3000m超のGT馬(4着まで例外なし)(35)
B重賞出走経験あり(4着まで例外なし)(35)
C牝馬の場合、牡馬混合2400m以上のGTで連対実績あり(4着まで例外なし)(35)
D前々走が重賞でない場合連対していること(4着まで例外なし)(35)
E年明け4戦以内(4着まで例外なし)(26)
F6歳以上の場合、1年以内にGT3着以内、または前走GU以上で4着以内※前走が海外の場合前々走を対象(4着まで例外なし) (19)
G芝2400m以上で3着以内経験あり(3着まで例外なし)(35)
H2カ月以上の休み明けの場合、前走2200m以上の重賞で4着以内(3着まで例外なし)(35)
I前走2400m以下の場合、GT馬またはそのレースで4着以内(3着まで例外なし)(32)
J前々走が重賞でない場合、前々走連対+前走重賞連対(3着まで例外なし)(19)
K7歳以上の場合過去1年間内に重賞勝ちまたはGT連対(3着まで例外なし)(19)
L前走重賞(3着まで例外なし)(14)
(2着まで例外なし)(19)
M牡馬(2着まで例外なし)(35)
N前走オープン以上かつGV以下の場合3着以内(2着まで例外なし)(35)
O近2走のどちらかで2200m以上(2着まで例外なし) (35)
P重賞勝ちまたは2400m以上の重賞連対実績あり(2着まで例外なし)(35)
Q年明け3戦以下(2着まで例外なし)(26)
R近2走とも重賞(2着まで例外なし)(19)
S4歳馬の場合、前走重賞勝ちまたはGT馬(2着まで例外なし)(17)

 すべてクリアするのは5頭(BEJKM)、M以降のデータのみに引っ掛かるのが2頭(DG)で例年より少ない。阪神大賞典は重賞連対経験のない馬が1,2着になった通りかなりレベルの低かった一戦。日経賞も重賞未勝利馬が勝利。GT馬はたったの2頭でかなり今年の天皇賞春はレベルが低い。
 その中でヘデントールは春に青葉賞8着だが1番人気。条件戦を完勝で連勝して菊花賞で2着。前走ダイヤモンドSも斤量に恵まれたわけでもない中、良馬場で圧勝と、ちょっと抜けている感じがする。しかも、モレイラもルメールも川田も戸崎もいない中でのレーン騎乗は3馬身位のアドバンテージがあって、中心は堅いだろう。
 その他データクリア馬の考察。ブローザホーンは去年の2着馬。昨秋は惨敗続きだったが前走阪神大賞典で3着。しかし前半に進んでいかなかったと言っている通りずぶくなっている感じだし、前走3着とは言え1秒以上の差。完全復活とは言い切れない。マイネルは相手なりに走れるタイプでゴールドシップ産駒の中山得意の特性を生かした前走初重賞制覇だったわけだが、一気にGTで通用するかは未知数。ビザンチンは後方からしかレースができず、まだまだ荒削りの馬。前走サウジで重賞制覇も、海外、特にサウジの3000m超級のレースレベルは高くはないはずで、この馬もそうは信用できない。それなら長距離で実績があるワープの方が面白い。Fのデータを去年のメルボルンカップ2着でクリアしているのは気にはなるが、ここ2走は重賞で2,3番人気。前々走は海外遠征帰りで疲れてしまったということだし、前走後、横山和は「はっきりと分かったことがある」と言っており、調子が戻っていれば一発ありうる。
 「2着以内に例外なし」条件に引っ掛かる2頭。サンライズは3勝クラスで勝てなかったが前走圧勝。実力以上の圧勝は反動が心配だが、去年の春からキレはなくてもスタミナはあると言われていた馬で、今年のレベルなら消すわけにはいかない。ショウナンはとにかく走りが若い馬でまだ完成されていないが、前走は完全に脚を図ったような乗り方をされていて、天皇賞春8勝の武豊なので侮れない。
 あとはFに引っ掛かるがGTで4,5着はあるGT馬ジャスティンとシュヴァリエも昨秋の重賞実績からは侮れず。

1、2着候補…ヘデントール、ブローザホーン、マイネルエンペラー、ビザンチンドリーム
3着候補…ワープスピード、サンライズアース、ショウナンラプンタ、ジャスティンパレス、
     ショウナンラプンタ

買い目
 今年のメンバーならヘデントールが堅いだろう。
  馬連流し E−BDGJLM 500円
  ワイド流し E−HK 500円  合計 4000円