*宝塚記念*


【過去10年のデータ整理】
@前走オープン以上(5着まで例外なし)(35)
A前走GTでなければ3着以内または4番人気以内(5着まで例外なし)(31)
B牝馬の場合、2000m以上のGT連対馬または前走重賞勝ち(5着まで例外なし) (28)
C前走が重賞でない場合勝っていること(5着まで例外なし)(28)
D3ヵ月以上の休み明けの場合、GT2勝以上または前走重賞勝ち(5着まで例外なし)(23)
E近2走で重賞でないレースを使っている場合連対していること(5着まで例外なし)(19)
F2000m以上で勝ち鞍あり(3着まで例外なし) (29)
G7歳以上の場合、近2走のどちらかで勝っていること(3着まで例外なし)(35)
H7歳以下(3着まで例外なし)(35)
I4歳以上(2着まで例外なし)(35)
J前走GTでなければ3着以内または2番人気以内(2着まで例外なし)(35)
K前2走のどちらかで4着以内またはGU以上で2番人気以内(2着まで例外なし) (35)
LGT出走経験あり(2着まで例外なし) (22)

 比較的荒れる傾向のレースではあるので、すべてクリアするのは11頭(@ABEHJKLNOP)と多く、GT馬6頭、連対馬は9頭と近年にない高レベルと言えるだろう。施行時期が2週間前倒しになり、有力馬が多く出走してきたのもその要因になっていると思われる。
 人気を集めるレガレイラ。有馬記念を勝っていて実力はあるのは間違いないが、軽いものとはいえ骨折明け。今回も大幅馬体増が予想され、休み明けがいい馬ではなく、元々常に好走できる馬ではなくトリッキーな中山の中距離GT2勝はそんなに信頼感を上げるわけではない。かなり危ない人気馬。
 一方、大阪杯を完勝で連覇してきたベラジオは今が充実期。阪神は4戦4勝とめっぽう得意とし、今年は涼しいのにプラスして開催時期が前倒しになったのも暑さに弱いこの馬にとってプラス。重馬場も苦にせず去年3着時よりも大幅に条件は好転している。
 去年も出走した、ベラジオを除く4頭から考察する。去年2着ソールは京都開催というのも良かった。去年の秋には完成していた馬でその後壁に当たっていること、2戦とも掲示板外の阪神がいいとも言えず、重視はできない。去年4着プラダリアは得意の京都だったから4着に来られた感があり、Kに引っ掛かりさすがに6歳となり力は下降中。去年差のある5着ローシャムは大股の馬で道悪は良い材料ではない。また、6歳になって上がり目はもう感じさせない戦績。去年10着大敗のジャスティンもKに引っ掛かり、得意のはずの京都でも走れておらず、やはりもう力は下降している。
 それ以外の馬。ドゥレッツァはここ1年日本ではジャパンカップしか走っていないのでよくわからないが、菊花賞の圧勝ぶりではどこまで強くなるかと思われた馬。何とも評価しづらく、人気に注意。ボルドはさすがに1年7カ月の休養があって元に戻るのは酷。ヨーホーは2年以上の休養を挟んでいるが力を保持しており、これはなかなか消し切れない。メイショウは勝つか負けるか極端な馬。今回は単騎濃厚で道悪なため人気を集めるがそもそもGTでは全く通用してない馬で、人気になりすぎの感。アーバンは菊花賞が圧巻だった。有馬は出遅れた上に超スローの内に入りどうにもならなかった展開。前走は極端に力がいる馬場でのスロー。今回稍重まで回復すれば侮れない。ロードは難しいところのある馬だがそれでも堅実に走っている。力はしっかりつけてきているし過去に騎乗経験もある川田に乗り替わったのもプラス材料。ショウナンは完全に狙っていた天春で3着。今の実力がそこにあるのだろうが、そこそこのレースはできる。

1着候補…ベラジオオペラ、ドゥレッツァ、アーバンシック、ロードデルレイ、
     ヨーホーレイク、ソールオリエンス、ショウナンラプンタ、レガレイラ
2着候補…ボルドグフーシュ、ローシャムパーク、
3着候補…メイショウタバル、ジャスティンパレス

買い目
 午後は晴れて、10Rの結果を見ても馬場状態は急速に回復。特に重馬場の巧拙は関係ないだろう。レガレイラの+10はやはりマイナスだろう。この馬場ならベラジオは堅いと考える。
  3連複フォーメーション  @−AJN−AHJLNOP  200円  合計3000円