*菊花賞*
【過去10年のデータ整理】
@前走が関東でのレースの場合、1着または3番人気以内(5着まで例外なし)(11)
A前走重賞でなければ3着以内(4着まで例外なし) (19)
B2ヶ月半以上の休み明けでないこと(4着まで例外なし)(19)
C前走条件戦の場合、芝の2400m以上で3着以内であること(3着まで例外なし) (19)
D2勝以上(3着まで例外なし)(19)
E前走札幌記念でなければ中央開催を使っていること(3着まで例外なし)(14)
施行時期が2週早まったことで、実績のある3歳馬が天皇賞、またはその後のJCを目指すことが珍しくなくなったことから、従来と一転して荒れまくるレースとなった菊花賞。データは6個しかない。しかし、このような状況の中で残ったデータなので、かなり信頼度は高い。@は12年前に4着トキオエクセレントの例外があるが、過去19年の95頭のうち例外はこの1頭だけ。残るのは9頭。結構絞れる。
施行時期が繰り上がった2000年以降で見てみると、セントライト記念組は3番人気以内かつ4着以内。または1着でなければ3番人気以内である。マンハッタンカフェを除けば2番人気以内かつ2着以内という厳しい条件となる。ジョウテンブレーヴ3,3、ヤマノブリザード4,3、ヴィータローザ1,3、チャクラ3,4、トゥルーリーズン3,9、アドマイヤフジ4,3、ピサノパテック3,6、ミストラルクルーズ3,7、トーセンシャナオー1,12、フサイチジャンク6,1、トウショウシロッコ2,4、ダイワワイルドボア1,9、ノットアローン3,5【数字はセントライト記念の着順、人気】と軒並み崩れている。今年のセントライトも例年通りレベルが低かったので、今年もこの法則を当てはめてもよいだろう。
春の実績馬アンは、結局首が高い走法、不良馬場とはいえ大敗したダービーから真の一流馬とはいえないし、掛かる気性。リーチはすんなりいければ強いが脆さもあり、何より前走―18キロというのが信用できない材料で、どうもすんなりとは決まりそうにない。
1着候補…アンライバルド、リーチザクラウン、セイウンワンダー、イコピコ、
ナカヤマフェスタ、アドマイヤメジャー
2、3着候補…シェーンバルド、アントニオバローズ、ブレイクランアウト
買い目
前哨戦で無難な滑り出しを見せた皐月賞、ダービー上位組(リーチ、セイウン、アン、ナカヤマ、春にもそこそこの実績がある昇り馬(イコピコ、アドマイヤ、ブレイク)あたりはちょっと他と差がありそうだし、それらが崩れるとなると何が来ても全くおかしくないので、今回は馬連で。
馬連 DHKMOPQBOX 200円 計4200円