さまざまな工芸素材のなかで漆という日本古来の素材と技法を駆使し、伝統工芸の文化をともに制作、実践する二人のサイトです。
 わが国では縄文時代より現代まで脈々と使われ続けた漆。世界的にも東アジアで発展してきた素材で、歴史上幾度か他国の漆文化が日本に流入した形跡が認められますが、現在日本に残る漆芸は日本国内で伝承、発展したものです。
 その技法も数知れずあり、蒔絵においては千三百年ほど前から途切れることなく伝わっています。
 築地は髹漆(塗り)と蒔絵の作品を中心に、中條は螺鈿、蒔絵と乾漆の作品を制作しております。制作のほかに漆教室の開講や個人的に技術指導を行い漆技法の啓蒙も行っています。
 このような制作活動には現在の活動拠点は環境的に大変適した場所で、作品のモチーフにはこと欠きません。漆は自然素材であり自然のサイクルにも呼応します。自然界に身を置き漆に通ずる何かを見つける日々を送っています。
 このような二人の活動を見ていただき、漆に興味を持っていただければ幸いに存じ上げます。

更新      築地久弥 中條伊穗理経歴 2013.1.30
         メールドレス変更  2013.1.30
         展覧会情報    2014.6.16