ノリクラ/富士見岳・不動岳・大黒岳の横

  30 Apr. 2012




20120430 富士見岳・不動岳・大黒岳の横。







山小屋ではあるまじき、朝7時に起床。日の出もなにもありませんでした・
ゆっくりできたのでよしということです。



朝のバスが到着するころ、行動開始。
バス3台分の人とともに歩き出します。



サミットでご一緒した、面々は、山ボーダーでジャンブ系だったり、お散歩だったり、
大雪渓氏は、ご自分のレポートの編集に忙しく、各々別行動なのです。



私と寒月君はと、いいますと、二日酔いこそまぬがれましたが
そろそろ足もだるくて参ったので、そのままマリシテンに向かって
登って行きました。マリシのコルに到着すると、凍った不消ヶ池の向こうに
行ったことない不動岳が見えました。
せっかくなので登ってみます。






らいちょうが再びツガイで現れました。毎日お会いできて光栄です。










不動岳(2875m)











初めて立つ、ここからの景色はノリクラがまたまた新鮮に見えました。
「ヤバイ斜面」みました。確かにヤバイです。






斜面の斜度はとにかく、稜線には雪見だいふくのごとく雪がたっぷりくっついています。
稜線の地面と雪の塊の境目はわかりません。
雪面に刺激を与えると、この雪見だいふくセッピが
崩壊しそうです。
昔起こった、立山の大日岳の雪崩事故を思い出します。
おーこわっ・














普通に再び不消ヶ池方面に滑り込みます。なかなか気持ちよい斜面です。




池を横断して、富士見のコルに登り返すと、3人の登山者が手を振っています。


「はて?」


近づいてみてわかりました。昨日一緒にのぼったさえばさんと、
彼のお友達2人です。はじめまして。



またまた、これからすべるというグッドなタイミングでお会いできました。
大勢ですべるのも楽しいです。



それぞれ自分のフォームで降りてゆきます。みなさんさん長野県人なので
スキーうますぎです。





おもしろいことに、動画を取るためにカメラを向けると
一人ずつおりてゆくのです。

下るには時間が早いので、もう一本。
大黒岳に登り返しましょう。






大黒(2772m)の山頂の岩の下からいい尾根が延びていました。
今日はさえばさんが案内してくれました。
この尾根も黄砂が乗っていなくて、白いまま。ステキなスキーができました。



山小屋に再び訪問。この頃ちょうど雨というか霰が降ってきました。
雨宿りもかねて、うどんを食べて帰ります。うどん券を忘れたので
また今度スタンプを押してもらいましょう。



下山はメローなシラビソ林の中を降ります。
「山スキールート図集」のコースです。高山の島田先生元気かしら?
昔、「倒木が多い」と先生に文句いったこと思い出しました。生意気言ったのが恥ずかしいです・ごめんなさい・






今回久しぶりにここを下りましたが、ホントにメロー。
若干トレースを下方面に取りすぎて、最後は樹齢の若いシラビソの藪林を
下ることになって大変!それでも、スキー終了後のみんなの笑顔は印象的です。



楽しかったね。



3日間、ノリクラ・ありがとう〜。また訪れます。