ノリクラ・大日岳とたかまがはら

  29 Apr. 2012




20120429
大日とたかま北面。





朝、てるさんに会った。
今日は待ち合わせしていないのに
なぜに?すると、お友達のお見送りとちょっとすべるためとのお答えでした。
すごっいスキーへの熱心さに頭が下がります。。




私たちも、バスにのる時間ぎりぎりセーフだったの・駐車場が満杯でピンチでした!
ノリクラ大雪渓氏に車の駐車スペース詰めてもらってなんとか駐車できた。
地獄に仏は言いすぎだけど、そんな感じ。ありがとさん。







今日は、位が原山荘にお泊りなので、バスをどうしても利用したかったのよ。
ワタシのリュックは酒満載。重すぎて背負ってゆくには、ちと辛い!




バスで山小屋前に到着。お酒と荷物を小屋にデポして、
さぁ、大日岳にgo!







位ヶ原を横断して、さえばさんを追う。
ボトムで仕入れた情報ですと、彼は三本滝から歩きで同じく大日岳に向かっているらしい・若干の早出のようだ。




位ヶ原の端、小さな人影発見。出発時間を考えあわせるとどうも彼という確立が非常に高い。
よし。がんばっぺ。







今日は急斜面に入る前に寒月君もシールを装着する。気合入ってる。わたしもがんばらねば。
小さな歩幅でも、ゆっくりでもいいから足を休めないようにがんばって登る。
少しずつ進んでゆくといつかは目的地にたどり着くんだ。 これって自転車ロングライドにも共通していると信じているヨ。




剣が峰とたかまのコルまで登った。更に高い位置に見える先行者。
彼には追いつけない。今日はさえばさんとは「ニアミス」で終わるんだろうなとあきらめた。
そんな時、らいちょうのつがいが「ぐえっ、ぐえっ」と鳴きながら出現。
かーわいい〜♪



今日は脅かさないからね。
らいちょうさんの邪魔を避けるために遠回りすることにして、少し下方面に迂回。
同じ頃、私たちの下方向に単独行の男性がたたずんでいたのは知っていた。けれどもその人が

「よしみんさんでしょ?」

と声をかけてくれたのはびっくりだった。
さえばさんだった




先行者は別の人で彼は2番手の登山者だった。
ともあれ、合流できたのでよかった。3月以来であるが元気らしい。







剣が峰と大日のコルまで登る。
大日岳(3014m)にはそこからわずかで登頂できる。
ふと、剣が峰からの岩場を降りてくる三人が目に入る。
こちらに向かっているようだがスキーを抱えているので不安定そう。
見ていて怖くなる。




大日まで少しの間、若干クラスト気味の斜面。滑落する恐怖の気持ちになりそうなので下をみない、
自分を信じないで、あらぬ危険を想像するのはワタシの良くない後ろ向きな考えなの。
どうにかなんなかいかなぁといつも思う。。




やがて傾斜が落ち着きほっとする。




大日岳(3014m)山頂。










山頂から南面をすべる・

ここはワタシの好きなところ。
野麦までまっすぐにおおきな斜面が広がっている。
感覚に任せて好きなように滑る。自分のシュプールを斜面に描く。幸せ〜。




岳沢の出会いまですべる、
振り返ると大日の山頂を頂点とした
三角形の斜面は実におおらかである。
自分の滑った跡を眺めながらの至福なひとときです。







続いて、たかまに少し登る。




再びたかま山頂(2829m)







昨日とは違う方向から、北面に滑り込むのですが、

下が見た景色では、北面はめずらしく真っ白。
どこを滑っても良いと言うこと。





長く距離を取るなら、やっぱりいつものところからすたーとかな。
しかし、今年の雪面は白い。うれしいです。
位ヶ原を見下ろしながらなんて気持ちのよい!
日ごろのストレスなど吹っ飛びますぞ。




少し登り返して位ヶ原。



ここで、楽しく滑れたので、宴会をしましょう。
とビールを開けます。
3人なので、500もう一本追加しましょう。うーん、うまいっ。
山での乾杯はさらにストレスを吹き飛ばします。




寒くなってきたので、お開きにして、山小屋に戻ります。
さえばさんは日帰りなので駐車場に戻ります。




また明日ね〜なんて約束したけど、彼は明日もここに登ってくるのかしら???

ところで、山小屋では、ノリクラ大雪渓氏のサミット開催でした。
お酒を飲みながら山談義です。ノリクラ好きがあつまるのです。
この模様は氏の 乗鞍大雪渓webで。




消灯後もサミットは続きましたが、真っ暗な中、ヘッドランプの明かりでは
どうしても眠くなります。すみません、酔い&疲れで起きていられません。
おやすみなさい。