2歳から3、4歳にかけての子どもは、次の3つの発達特性を
持っています。
@感覚の敏感期;
  感覚刺激に敏感になり、感覚器官を洗練しようとします。
  小さな物音に興味を持ったり、いろいろな物に手当たりしだ
 いに触ったりすることが、その現れです。
A無意識的に吸収したものを意識にして整理;
  0〜3歳の子どもは、大人の真似をしながら、無意識的に外
 界の様々なできごとを吸収しています。
  3歳ごろから、それまで無意識的に吸収してきたものを、意
 識的に整理しようとします。「どうして?」という問いかけは、
 その現れです。
B知性の萌芽;
  2歳ごろの子どもを見ていると、「あ、あのコップ、私のと
 同じ」と同じ絵柄に気づいたり、ばらばらになった貝殻の対を
 探したり、何かを大きい順に並べたり、形別に分けたりするこ
 とを好んで行います。
  これらは知性の萌芽の現れです。


感覚教育(Sensorial)