自動演奏オルガニート

サンキョウ「リズミカ・エース」及び「リズミカ」

リズミカ・エース

「世界で初めてのカード式自動演奏器」というキャッチフレーズで、1970年代に売り出されたおもちゃです。



























上の「リズミカ・エース」より前に発売された
「リズミカ」を入手。

当時の価格4500円。
単二電池3個直列で駆動。
ムーブメントは縦にセットされていて、右側面には速度調整ダイヤルが付く。

詳しくは下記のページに解説されているので、そちらを参照。

http://www.katch.ne.jp/~tsuka/rhythmic.htm

今回、たまたま見つけて手に入れることができました。30年以上も前の
ものの割には良い状態で、電池(単2×2本)を新しいものに取り替え、
カードを差し込むと自動的にモーターが回り出し、本当に自動的に演奏
してくれました。ただ、カードの終わりの方でモーターの力が弱くなり、
カード送りが遅くなってしまうことがあったのは残念です。古いので
やむをえない面もありますが・・・。

しかし現在、カード式オルガニート20のモーター駆動の市販品は、おそらく
出ていないのでとても貴重なものと言うことができるでしょう。速度調整まで
できるようになっているのですからなおさらです。(可変抵抗器)

内部:ムーブメントは手回しの
オルガニート20と全く同じ。
右側にモーター、左側にカード
センサーが組み込まれ、カード
が挿入されると自動的にモーター
のスイッチが入るようになっている。

写真クリックで動画再生

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リズミカ


カード演奏時の状態

 ACアダプターで動くように改造

電池駆動では電池の交換が必要になるのに加え、
カードの終わりの部分でカード送りが遅くなってしまう
時があったので、3V出力(実測で3.6V)ACアダプター
を接続できるように改造した。

素人工作なのと適当な部品が無かったため、本体に短い
尻尾がついたようになってしまったが、カード送りはより
スムーズになった。もちろん電池で動く仕様は残してある。
(ただ、AC-DCの切り替えスイッチは省いたので、電池を
入れたまま、ACアダプターをつながないように注意が必要)


接続コードはあり合わせのオーディオ用
RCA
ケーブルのオス・メスを使用した。


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