早川書房「宇宙英雄ローダン・シリーズ」

小学生の頃から、天体・星・惑星などについては興味があった。
そのせいか、SF小説は今でも好きなジャンルの一つだ。

SF小説は現在の科学では実現できないことを、空想力で実現
させてしまうものだ。


特に気に入っている小説が”「宇宙英雄ローダン・シリーズ」”という
ドイツ原作の連作SF小説だ。1961年にドイツのSF作家がチームを
作り、交代で執筆し話をつないで行くという手法で始められたそうだ。
ドイツでは週刊で発行されているという。驚くことに現在進行形で
発行されている。2019年2月に3000話を迎えたそうだ。

日本では1971年(昭和46年)7月に、原作の第1話と第2話を1冊にまとめ
第1巻として早川書房から発売された。


内容は題名のように宇宙を舞台とする一人の英雄「ペリー・ローダン」を
中心にしたスペース・オペラで、他の「スター・トレック」や「スター・ウォーズ」
等と同じようなタイプの小説だ。違うところは、その長さ。2000話を超えて
まだ進行中というとんでもないシリーズであることだ。日本語訳は原作には
まだまだ追いついていない。2011年6月で402巻(804話)までしか出版され
ていない。原作が終わらない限り永遠に追いつけないことになる?

とにかく、ある時このシリーズの何巻かにに出会い、おもしろかったので
既出の巻も買い求め、結局1巻から最新刊の563巻までコレクションした
ことになる。今後も1巻また1巻と増えてゆくだろう。
文庫本でも、560冊そろうと圧巻だ。本棚一つがこのシリーズだけで埋まる
位のボリュームだ。こうなると財産の一つといって良い存在だ。

興味を持った人は、1冊読んでみてはいかが?シリーズとして大きな流れで
話は続いているが、1話1話ごとにある程度一つの話が終わるという執筆の
仕方なので、途中の1冊でも楽しめるようになっている。

第1巻のカバー

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補足:2019年9月8日現在
  既出版 600巻(1200話) 原作は3000話(日本版換算1500巻)を超えたそうだ。

  もう、最後まで読めないことは確実!! 残念!?!?

※最近、リメーク版の「ローダンNEO」というものが刊行された。
 超長大なシリーズなので、新規の読者を獲得するのが難しいためリメークされたらしい。
 確かにオリジナルの初期のシリーズは入手が難しいので、新規に読み始める人には良いのかも。