夜の校舎での一件から数日が経過し、四月も半ばを過ぎた頃。
だが、桜の芽吹きは全く衰えを見せることなく
今日も、美しい花びらを所かまわず豪快に散らしている。
もっとも、ある者の言葉を借りて言うならば、掃除するのが大変だ、だそうなのだが……
―――――そんな桜並木の中を歩く一人の少女の姿があった。
「〜〜〜♪」
満点の笑顔を満面に浮かべながら、軽快な足取りで地面を蹴り進む少女。
左右の髪を風に流しながら、桜の並木道を通って辿り着く場所。
当然、その先にあるのは私立風芽丘学園。
少女は、今日からこの学校に転校してきた転入生であった。
天と月の将 十七話
転校生
学園内、理事長室
秋子の対面には、長く、青い髪を腰の近くまで伸ばし
優しげな瞳を持つ少女が、ぽやんとした表情を浮かべながら立っている。
まだどこか、あどけなさが貫けきっていない部分が残る少女。
その容姿は秋子とまったくの瓜二つ……とまでは行かないものの、とてもよく似通っていた。
「むこうでの生活はどうだったの?」
「う〜んとね、すっごく大変だったんだよ」
どこか間延びした口調で答える少女。
彼女自身には、とても大変そうに思えるよう言ったつもりである。
ただ、もし普通の人間を相手に、少女ののんびりとした喋り方で説明されては、実際の大変さは殆ど伝わらないだろう。
「そう、そんなに大変だったのね」
けれども、秋子には少女が言わんとしている事がはっきりと伝わっていた。
そのことは、少女に向けられている芳情の笑みが物語っている。
少女の方も久しぶりに見る、相手の心を包み込むような独特かつ優しい笑みにつられてか、自然と顔を綻ばせていた。
「うん。でもね、とっても親切にしてくれたんだよ。祐一のお母さん」
「……それじゃあ、何かお礼をしなければいけないわね」
「一応、『別にお礼はいりませんよ』って言ってたけど、やっぱりちゃんとした方がいいもんね」
「そうね、何か考えておかないと……」
途中、秋子の視線がふと時計の方に向けられる、時刻はそろそろ良い時間を示していた。
それに気づいた少女も一度、自分で時刻を確認すると、踵を返して扉の方へと向かっていく。
秋子は最後に一言、その少女に向かって優しく言った。
「おかえりなさい」
「ただいま!」
少女は嬉しそうな笑顔を見せて、元気よく頷いた。
「おっはよ!」
「はよー」
朝のHRを迎える前の教室は賑やかさを増していく。
特定の箇所に集まってたむろする生徒達。
中には、一所懸命に勉強に励む者や、独り読書をする者、来るなり机の上で睡眠に入る人物もいるが
その殆どが、みな友人達との取り留めのない会話に花を咲かせている。
「ねぇ、昨日の歌番組見た? あのSEENAが出てたやつ」
「見た見た! あの新曲って今日発売なんだよね!」
「ジャジャーン!! これなーんだ?」
「あーーーッ!? それSEENAの新曲じゃない!!」
「えへへ、昨日フライングで買っちゃった、初回特典もバッチしゲット♪」
「なになに? SEENAの新曲? 特典何がついてたの?」
「あっ! 私にも見せて見せて!!」
「えっ、ちょっと待って―――あッ、こら! 勝手に持ってくな!
まだ封切ってないんだから! 空けるな!! 指紋付けるなーーーーーっ!!!」
普段よりちょっと騒がしい気もする、朝の見慣れた風景。
だが、本質的な部分は昨日とほとんど変わらない日常であり、恐らく明日も続いていくであろう日常。
ざわめきが心地よく、煩さが不自然に感じない、人々が共に時間を有し過ごす、ある意味特殊な空間。
―――――白河ことりは、そんな喧騒の中にいた。
「ことり……ねぇ、ことりっ!」
「わっ!?」
呆けていたことりの意識が、思考の海からサルベージされる。
見ると、いつからかはわからないが、クラスの知人、数名の視線が自分に集中している事に気がついた。
「な、何でしょう?」
「『何でしょう』じゃないでしょう。話、聞いてた?」
目の前にいた人物がことりの顔を覗き込むようにして尋ねてくる。
「あう……ごめんなさい。聞いてませんでした」
「大丈夫? ことり、最近ボーっとしてること多いよ?」
「大丈夫ですよ。ちょっと考え事してただけですから」
周囲の心遣いに対し、気取った笑みを見せることり。
ただ、周りの反応はそれで終わる事はなく
その中の一人が何か思い当たったのか、不意に声をあげた。
「あっ、もしかしてまたアレじゃない? 下駄箱の……」
「えっ、あ…………うん。まあ、そんなところですね」
否定はしないものの、どこか控えめに答えることり。
そのぎこちなさには気づかず、周囲の者は口を揃えて、やっぱりといった反応を見せている。
「まいどの事だけど、ことりも大変だよね」
「春だからしょうがないんじゃないの? あたしら何気に冬真っ盛りだけど」
「う〜ん、それを言うなら夏の日照りっていう感じでもあるよねー」
「て言うかさ、男子も馬鹿なんじゃない?
二年になってからでも玉砕数二桁はいってるってのに…………そもそも下駄箱にってのどうなのよ?」
「あっ、それ言えてるかも。ベタベタでありえないよね、普通」
「だいたい!! ことりにそんなそんじょそこらの男が釣り合う訳ないじゃん!」
「それも言えてるかも」
「そもそも順番からして間違ってるの!
将を射んと欲すればまず馬ッ!! ことりを射んと欲すればまず私達!!」
「あ〜……それは何か違うかも」
「はあっ…………まったく、なに僻んでんだか、この子は。……というかまず落ち着きなさい」
「別に僻んでるわけじゃないわよ!」
学友達は口々にそう言いながらひやかし半分、羨み半分
それぞれ、いい話のネタとして盛り上がる。
「まあ、それはそれで置いといて」
「置いとくなっ!!」
「……置いといて。―――我が学び舎が誇る二年『高嶺の二大双花』
学園のプリンセスと並ぶ学園のアイドル―――だもんね、ことりは」
「また大げさっすね……」
大層に祭り上げられていることに、苦笑することり。
ことり自身にとっては、それも憂いの原因の一つなのだが……
本命は別件である。
「まあ、プリンセスもアイドルも、本人達は自覚があるようでないみたいだけど。っと、チャイムだ」
「う゛〜う゛〜」
「嫁入り前の乙女がなんつー声を出してんだか。
ほれ、あんたもいつまでもしょ気てないで席に戻るの。じゃあ、ことり、またあとでね」
そう言ってことりの席を取り巻いていた数名の者達は、自分の席へと戻っていく。
「はあっ……」
自分の席でそれを見送ったことりは、短く静かな溜め息をついた。
じきに担任の教師がやってきてHRを始めるが、話半分ほどしか耳に入ってこない。
ここ最近―――――正確には、夜の校舎での事件以降、ことりはずっとこんな調子でいた。
誤解があると困るので先に言っておくが、彼女は別に落ち込んでいる訳ではない。
例えば、ある日突然、本当の自分が既に死んでいて、今の自分は残りかすだと宣告される。
例えば、ある日突然、個性豊かな十二人の妹ができる。
例えば、ある日突然、五人の先生がママになると言って押しかけてくる。
―――――etc...
そういった予想だにできない出来事に直面したとき
ほとんどの人間はその事実を素直に受け入れる事ができるのか。
断言はできないが、たぶん無理だろう。
一部の人間は狂喜乱舞するかもしれないが……
ことりの状態も、まさにそれと同じである。
彼女が知り、そして実際に自分の目で見て、体験した出来事は
忘れようとしても忘れることができないものだった。
考えを纏めたり、認識を改めたり。
人間、整理をつけるにはいろいろと時間がかかるものなのだ。
ゆえに、今のことりには教師が何を喋っていようが右の耳から左の耳。
再び自らの思考の海に沈んだことりには、言葉もただの雑音に他ならない。
そんな状態の中、一つだけ、ある単語が耳に引っかかった。
それは『転校生』という単語。
この単語を聞いて、ことりはある人物の姿を自然に頭に思い浮かべた。
(そういえば、相沢くんはどうしてるんだろ?)
自然とそんな事を考える。
人伝てに聞いた話では、他の生徒達が新しいクラスに馴染みつつある中
やはりB組で孤立しているらしい。
また、朝と終礼のHRでは見かけるが、授業にはあまり出ていないと言う。
―――曰く、外国で大学をスキップしているとかで授業には興味がないだとか
―――転入試験はカンニングで実は頭が悪く、それを隠すために授業に出ないだとか
まったく間逆の噂に尾ひれ、胸びれ、背びれが付いて校内を泳ぎ回っていたりする。
まあ、噂のレベルを比べると、彼の噂は他の有名な生徒よりずっと見劣りする。
とある三年生の生徒然り、学園のプリンセス然り、自分然り…………etc...
つい先ほどの出来事を思い出し、再び気が沈む。
逃れるように窓の外へと移した視線が捉えたのは
まるで今の自分の心境を鏡に映したかのような空だった。
ここ何日か降り続いていた雨は、確かに今は止んでいる。
しかし、雨がやんでいるからといって晴れた空が顔を覗かせている訳ではない。
一時的な小休止。
天気予報では午後からの降水確率が高くなっていたから、後々、雨になるだろう。
「それでは、入ってきなさい」
担任の言葉でことりは視線を教室内に戻す。
直後、教室の前方の扉が音を立てて開かれた。
そして、入ってきた少女に対して、ことりは……いや、クラス一同が衝撃を受ける事となる。
まったくもって、いろんな意味で…………
風芽丘学園第一保健室
霧島聖は机に向かいある物を作成していた。
放課後はよく浩平達のたまり場になることの多いこの場所も、今は聖一人しかいない。
その分、集中して手に持つペンを走らせていた。
夜の校舎での出来事に関わりを持つメンバー。
川澄舞、高町恭也、高町美由希、神咲那美、白河ことり。
後日、改めて呼び集められた者達に、聖の口から人間と魔祖についての説明が行なわれた。
もちろん、あの時、祐一が不十分に説明したことりに対しても、詳しく十分にである。
もっとも、重要だったのは説明ではなく、口止めのほうだったのだが―――――
神咲那美については、元からそういった家柄なので、さして問題は無く。
川澄舞、高町恭也、高町美由希、の三名も通常とは幾分、異なる脱線気味の価値観を持っていたので
ある程度、割り切られ、受け入れられた。
上記四名は、これから、場合によっては助力を頼む事もできるだろうと判断している。
一番むずかしいと思われたのが白河ことりの処遇。
そして、彼女にこそ無視できない問題があった。
静かにお茶を口に運びながら、一拍の休憩を置く聖。
書き込んでいる用紙は、二枚目を通り越して三枚目の紙へと進んでいく。
相沢祐一の話を聞く限りでは、彼女は屋上で結界を張り、上級の魔祖の攻撃を防いだという。
その話を聞き、聖がカウンセリングを行ない、可能な限りの受け答えをしたものの
屋上で起こった出来事に関して、ことりには一切の記憶がなかった。
嘘などをついている素振りもなく
また、そんなことをするメリットがことりにはない為、これは真実であろうと考えられる。
ただ、放置するにはあまりにも奇妙な問題だ。
「はたして……彼女が四人目なのか
可能性は高いとは思うが、今の時点ではまだ何とも言えないか」
結論を口に出し、思考とは別に動かしていた手を止める。
「さて、こんなものだろう」
机の上には、びっしりと文字が刻まれた紙―――――便箋が優に数枚。
引き出しから封筒を取り出すと、宛名を書き込み
書き終えた便箋を中に入れ、切手を貼る。
「ふむ、そろそろ昼休みか」
時計を眺め、時間を確認した聖はそう声に出すと椅子から立ち上がった。
そのまま、聖は保健室を発つ。
最愛の妹への手紙を投函する為に。
屋上
祐一がいる場所は、この学校で最も高い所に位置する場所であり
人気がなく、静かで、一人でいるには最適の場所である。
難点なのは、今はまだ風が少し冷たい事と、雨天使用不可といった事ぐらいだろうか。
海外の大学に通っていた祐一にとって、日本の高校の授業など取るに足らない内容なので
授業をサボるときは、いつもここか、校舎裏などで読書をするか、惰眠を貪る一日を送っていた。
正直なところ、現状では祐一が学校に通う事に殆どメリットはない。
しかし、海鳴での一応の保護者にあたる秋子がそんな事を許すはずもなく
最低限必要な回数(授業数時間と始業、終礼のHR等)ぐらいは教室に顔を出す事を余儀なくされていた。
ただ、今日は特別に気が乗らなかった為、一度も教室には出向いていない。
PM 12:19
「……そろそろ飯でも食いに行くか」
読んでいた本に栞を挟むと、祐一は鞄にそれをしまい込む。
携帯で時間を確認すると、午前中、最後の授業が終わる十分程前だった。
まだ授業中なので、どこの食堂へ行っても人は居ないだろう。
例え居たとしても恐らく数名、数えられる程度。
今から出向けば、人が多くなる前に十分昼食を取ることができる。
そう考え、動こうとした矢先、真下からギギギッと重い扉が開く音が聞こえる。
屋上に現れた人の気配、それは祐一の知る人物のものだった。
「……こんちわっす」
来訪者―――白河ことりは、一、二歩前に歩み出ると振り返り、上を向いて挨拶する。
「今はまだ授業中のはずなんだが、どうしてお前がこの場所にいるんだ」
「少し気分が悪くなって……
先生には保健室に行くって言って途中で抜けてきちゃいました」
祐一、ことり両者共々、居る位置からではお互いの姿を見る事はできない。
ただ、声だけは届く距離にいるので会話だけは続く。
「なら大人しく保健室に行って休むなり早退するなりしたほうが利口だな」
「……大丈夫ですよ、ただの頭痛ですから」
声色から普段ほどの生気を感じることは出来なかった。
どことなく、彼女から辛そうな印象を受けた祐一は、少し労わるような口調で言葉を返す。
「けどしょっちゅうなんだろ?
何かの病気だったら拗らせると後で辛くなるぞ……例えば流行性感冒とかな」
「それって、風邪……インフルエンザの事ですよね。
だったら時期的に少し遅くないですか?」
「…………よく知ってたな」
「たまたまですよ」
冗談めかした祐一の言葉に答えながら、くすりと小さく微笑みを浮かべることり。
表情は確認できないが、祐一にもその様子が伝わったのだろう。
ふん、と浅く息を吐き押し黙る。
「……それで、本当はどうして屋上なんかに来たんだ?
用もなく来るような場所じゃあないと思うんだがな」
再び口を割ったのは祐一からだった。
「ちょっと外の空気が吸いたかったんです。気分転換ですよ、気分転換」
「気分転換ね……」
視線を空に投げ、様子を窺う祐一。
別に見ずともわかりきっている天候だが、祐一はその状態のままことりに尋ねてみる。
「……なあ、この天気で気分転換になるのか?」
「なりますよ、というよりもう十分なってます」
言われた意味がわからず怪訝な顔を作る祐一。
祐一のそんな様子を想像してか、ことりは苦笑を浮かべている。
―――――その時、肌にポツリと冷たいものが触れるのを感じた。
「雨……降ってきましたね」
「……ああ」
とうとう、いよいよという感じで振り出す雨。
「……私はもう行きます。
相沢くんも早く降りてこないと濡れちゃいますよ」
言葉の終わりの後、若干の間が空いてガチャッ、キーーッと扉が開く音がする。
人の気配が消えた屋上で、祐一は未だへたり込んでいた。
今はまだ、雨も小降り。
しかし、いつまでも此処にいると本当に濡れ鼠になってしまう。
雨に降られる趣味は持ち合わせていないし、水も滴る良い男なんて状態は御免被りたい。
ゆっくりとその場から立ち上がろうとする祐一。
―――――ちょうどその時、祐一の携帯が静かに鳴った。
あとがき(楽屋裏)
作者:という訳で再びあとがき(楽屋裏)の時間がやってきました♪
祐一:今回の話は学園風景だったな。っとそんな談笑よりもまずやる事があるだろう?
作者:それではお便り紹介(拍手返信)コーナーです。
祐一:じゃあ、一つ目だ。
>祐一の強さが微妙な気が
祐一:だよな、それ俺も不満なんだが……その辺どうなんだ?
作者:まあ、これは仕方ないんです。でも決して祐一が弱い訳ではありませんよ?
ただ、苦戦がないと話が盛り上がらないですからそういった意味でこの強さなんです。
祐一:……でも、よく考えたら俺、雑魚相手でしか勝ってないんだよなぁ〜
作者:よし、それじゃあ君には雑魚にしか勝てない主人公のレッテルを貼っておこう。ペタペタ。
祐一:貼るな!
作者:じゃあ、祐一君はこれから順調に黒星増やしてください。
祐一:ちょっと待て、いま何ていった!?
作者:それでは次いきます。
>茜は登場するのかな?
祐一:勝手に話を進めるな!
作者:時間が押してるんです、で茜さんですが―――
祐一:納得いかねぇーッ!!
作者:―――茜さんですが、登場予定は今のところありません。
祐一:……ふっ、今の一言でただでさえ少ない読者がまた減るな。
作者:しかし、出そうと思えば出せないこともありません。
祐一:で、結局どっちなんだ? はっきりしろよ。
作者:茜さんを出すと必然的にもう一人も出さないといけませんからね……
祐一:詩子のことか?
作者:はい、でも空いてるポジションがないんですよ。例えるなら1チーム十一人でやるサッカーを
1チーム二十二人でやってるようなもんなんですから。
祐一:まあ、そうだよな。
作者:いまのところは、保留という事で何かいいネタが浮かべば出します。では、次です。
>web拍手内のss面白かったです
作者:ありがとう御座いますね♪
祐一:ああ、俺と純一が偉い目にあったアレか。
作者:あっちはあっちで、こっちに出るキャラ出ないキャラごっちゃなんで、楽しんで頂けたなら幸いです。
一応、向こうも同時更新なんで、よかったら覗いてやってください。
では………………以上です。
祐一:少ないな、しかもこのコメント全て二〜三ヶ月前の分だろ?
???:出した人も覚えてないよ、たぶん。
作者:え〜っと、付け加えるようなんですけど、応援のメッセージをくれた皆様方ありがとう御座います。
それと共に申し訳御座いません。実は応援メッセージの確認はしていたのですがそれを控えておりませんでした。
もう本当に本当にすみません、送ってくださった方にはいくら陳謝しても納得していただけないと思いますが
今回は上記理由により、最近送られてきたものも含めて、割愛させていただきます。
???:まったくだよね〜、義理も人情もへったくれもないよね〜
作者:でわ今回はこれで。
???:うにゃっ! ちょっと待ってよ!!
作者:何ですか???さん?
???:まだボクの紹介すらおわってないんだよ!!
作者:ゲスト、芳野さくら嬢でした……撤収ーーーっ
さくら:だから終わらせないでよ〜(涙)
作者:例によって、書くネタがないんですよね。
祐一:いや、そうでもないと思うぞ?
さくら:そうだよ! そうだよ! 例えば転校生は誰だ!! とか―――
作者:ある程度想像付くんじゃないかなーっと。
さくら:じゃあ、ことりちゃんの説明とかは―――
作者:今のところは……ね。次回以降持ち越しのネタにしたいなーっと。
さくら:じゃあ……うにゃ? 本当にネタないね。
祐一:だな。
作者:という訳で、今回はここでお開きとさせて頂きます。
祐一:ぞれじゃあ、次もよろしく頼む。じゃあな。