祐一のやって来た場所には、大きな建物があった。
立派な門柱にはこの建物の名前が書いたプレートが張ってある。
『私立風芽丘学園』
そう、その建物は祐一が今日から通う学校だった。
天と月の将 弐話
出会い、再び
門の向こうには、真新しい校舎が連なっている。
数年前にこの学校の園長が変わった折に、学校は大きく改築+新築され
超広大な敷地内には、照明付きのサッカーや野球、陸上などの専用グラウンドが設けられている。
その横には、テニスコート六面、バスケとバレーボールの屋外コートが三面―――――
弓道、柔道、空手、剣道、護身道など一つ一つに道場が設けられ、屋内プールも設置されている。
学食には和洋中それぞれ一流の業者が入っており、カフェテリアも様々な場所に設けられ
また、最新機器が大量に導入されるなど、学校内にはかなりの設備が完備されていた。
…………にも拘らず入学金・授業料は公立高校並であり、奨学金や特待生の制度も整っている。
その所為も有ってか、全国でもトップクラスの競争率を誇っている超難関校と成っていた。
もっとも、地元の人たちに取っては、中学から高校はエスカレーター式に進学できる
地元枠というものがある為、それほど苦では無い。
なお、この学校の校則は最低限の物だけであり、生徒の自由が最大限に尊重されている。
その分、生徒会にあたる中央委員会と風紀委員会の権限が強く、色々厳しく取り締まっているのだが……
また、この学校の服装は現代の高校では珍しく自由とされている。
まだ、始業時間には余裕があるものの、門の前で仁王立ちしている見慣れない少年に対し
登校してくる生徒の殆どは、祐一に奇異の目を向けながら足早に校舎の中へと入っていく。
(こうしていても仕方がないな)
祐一は意を決して風芽丘学園の門を潜り抜けた。
「やはり……彼が二人目なんですか…」
モニターに映し出されている祐一の姿を見ながら、霧島聖はそう呟いた。
「いえ、正確には三人目ですね……」
聖の横で同じくモニターに眼を向けている女性がそれに答える。
「天之十将の転生―――私の甥です……」
その女性…………水瀬秋子はそう言うと、モニターの電源スイッチを落とした。
ここは風芽丘学園の校長室。
大きなモニターは、この学校の至る所にある監視カメラの映像を映し出すものであり
この学校の学園長である秋子は、この部屋で学校内のすべての事を知る事が出来のである。
「十二人の将の中で、最も強いとされている者です…………前世ではですけど」
久しぶりに見る自分の甥の姿に、少しの安著と不安を抱きながら
秋子は呟くように、そう告げる。
「…祐一さんの……今の実力はどれ位なんですか?」
秋子はしばし思いを整理した後で、聖に問い掛けた。
「わかりません。私が知っているのは、もう五年も昔の彼。
彼が日本を離れてからは、連絡すら一度として貰いませんでしたからね……
沢渡の奴ならば知っているかもしれませんが」
聖の言葉を聞いた秋子は頬に手を当てて、しばらく何事か思考を巡らせる。
「…仕方ありませんね。折原さんと長森さんに頼んでみてくれませんか?」
「わかりました」
そう言って、聖は校長室を後にした。
「君が噂の転校生君かい?」
「何ですか? ……それ?」
この四月からの転入生である祐一は、職員室にいた。
そして今現在、担任であろう教師に軽い説明を受けながら、教室へ向かっている真っ最中である。
「何だ知らないのか? 一学期が始まる前に、編入試験を全教科満点で合格した超天才の帰国子女が来る。
教師の間でも生徒の間でも、もっぱらの噂になっているんだがな」
「……………」
祐一は、そんな事には全く興味が無いと言わんばかりに、無言を決め込む。
「おっと、私の説明がまだだったな。
私の名前は白川暦だ。まあ、これから一年、君の担任を勤める事になる」
『よろしく』と改めて挨拶された祐一は、暦をあしらうようにして生返事を返す。
そんな祐一の態度に、暦は苦笑を浮かべていた。
そうこうしている間に教室へと辿り着く。
ドアの前でしばし待っている間、教室の中では騒がしい声が響いていた。
噂の転校生が来たのである、騒がしくなるのも無理はない。
しかし…………その声は祐一が教室に入ると同時に消え去った。
クラスの生徒は、黒髪の少年を見て様々な思考を巡らす。
ある者はその容姿に見惚れ、ある者はその雰囲気に魅入られ、またある者は嫉妬にも似た感情を覚える。
クラスの一部を除く生徒達は、皆口々に小声で会話をしていた。
ただ一つ確かなのは、それら全てが転校生ならではの物珍しさから来るものであって
それが祐一にとっては、如何でもいいという事だ…………
そつなく自己紹介を終え席に着く、祐一の席は幸いな事に窓際の一番後ろの席であった。
退屈な授業と、休み時間の度に質問に来る他の生徒に嫌気がさした祐一は
三時間目にして授業をエスケープし、人気のない校舎裏で寝転がりながら空を眺めていた。
暖かな春の日差しが気持ち良いぐらいに、辺りを照らしている。
やがて祐一の近くに一人の生徒が現れた。
気配で人が居ることは分かっていたので
大方、自分と同じサボりだろうと思い祐一は気にせずにいた。
「……!!?」
突然、祐一の周囲、半径十数メートルの空気の流れが変化する。
(……結界か?)
何の挨拶も無しに、いきなり自分を結界内へと閉じ込めた張本人であろうその生徒に対して
祐一は思考を巡らせながら徐々に気を引き締めていく。
そして―――
―――ドゴッ!!
飛び起きざまに、まわし蹴りを相手の脇腹に叩き込んだ。
「ぐげっ…!!」
不意打ち同然のその攻撃は、モロにそいつの脇腹を直撃した。
「ゲホッ、ゲホッ……」
祐一はここで、初めて相手が男である事を確認する。
咳をしながら脇腹を押さえている少年は、苦しそうに言い放った。
「い…いきなり何しやがる!!」
「それはこっちの台詞だな。わざわざ結界まで張りやがって……いったい何の用だ?」
「な〜に、噂の転校生が腕利きの退魔師だって聞いてな
その実力がどれほどのモノか、わざわざ確かめに来てやったんだよ」
その少年に向けられた言葉には少し……いや、かなり怒気が含まれていたのだが
少年の方は悪びれも無くそう言った、それに対して祐一は
「…そうか、一応名前ぐらい聞いといてやるよ」
先程の怒りは何処へやら、意外に普通に言葉を交わす。
そんな様子の祐一に、少年も気を許したのかケロリと表情を変えて自己紹介をした。
「俺か? 俺の名前は折原浩平。美男子星からやっ『そうか』―――!!」
―――ガスッ!!
言い終わる前に、二度目の不意打ち。
「オエェッ……!!」
受ける間も無く鳩尾に決まった祐一の拳に、浩平と名乗った少年はえずきながら膝を付いてその場でうずくまる。
訂正、祐一はやっぱり怒っていた。
「名前は聞いた、俺は行かせてもらうぜ」
その一撃で気が晴れた祐一は、浩平の脇を通り抜けてその場を去ろうとする。
「ま…待てよ……テメー!」
まだ膝を付いている浩平の言葉をシカトしながら、さらに足を前に進める祐一。
「待てって…言ってるだろーがっ!!」
突如、真後ろから嫌な気配を感じた祐一はその場から飛び退く。
コンマ数秒後、祐一のいた場所を黄色い電光が通り過ぎた。
祐一は黙ってその稲妻を放った相手……浩平を睨みつけている。
「…少し痛い目をみないと分からないようだな……いいぜ、相手してやるよ!」
―――――両者とも臨戦体勢に移行。
二人の間には、張り詰めた空気が流れている。
先に動いたのは浩平だった。
「はあぁぁぁぁぁッ!!!」
気合のこもった言葉と同時に、突如、浩平の回りを紅の炎が渦巻く。
嵐のように激しく渦巻くその炎は、徐々に槍のようなものへとその形状を変えていき
焚き火のようなユラユラとした輪郭を持つ。
「御免なさいして謝るなら、今の内だぜ。
今なら出張大サービス中で、蹴りと拳を二発ずつで簡便してやるよ」
「びびったのか? 腰抜けだな」
ニヤリとした笑みを零す相手に対し、臆した様子は全く見せずに祐一は平然と言い放った。
その言葉でカチンときた浩平は、少しだけ残っていた情けをかける気も一瞬で吹き飛び
最早、怒り浸透といった感じだ。
「てめぇ……後悔すんなよ!! 炎竜槍!!!」
槍の数は三本。
その三本ともが、同時に祐一へと放たれた。
三方向から襲い掛かる、炎の槍……標的となっているのは祐一。
(雷の次は炎……加護や守護、媒介も無しの現象擬似具現化か……)
祐一は思考を巡らせる余裕を持って、浩平の炎を裁いていく。
三本ともをかわしきったところで、浩平との距離を縮めようと駆け出す。
―――――だが、次の瞬間。
「―――!?」
祐一の背筋をゾクリとしたものが駆け上った。
間の無い動作で後ろを向くと、かわしたはずの炎の槍が方向を反転し
自分目掛けて襲いかかってきていたのである。
「くっ…………!」
祐一は頬を歪ませる。
直撃こそ避けたものの、祐一の服は少し裂けていた。
ただ、対火処理は厳重にされているため、燃えはしていない。
三本の炎の槍は、荒れ狂う竜のように祐一を四方八方から狙い撃つ。
「へっ、だから言っただろ! もう謝っても許しゃしないぜ!!」
炎の槍を操りながら、浩平は余裕の表情を浮かべていた。
「ちょっとは骨があるようだな…だが……ネタは割れた!」
―――――『十剣流』 壱式 『流動』
直後、祐一の動きが変化した。
流れるような動きで三本の槍を難なくかわし、浩平との距離をサッと一瞬でつめる。
祐一が浩平の場所に来るまで、数秒の時間はあったのだが
先の不意打ち二発のダメージが抜けきっていない浩平は即座に動けず、反応が遅れた。
―――――『十拳流』 参法 『蓮嵐』
突進の勢いそのままに、右ストレートが浩平の下顎にヒット。
体を沈めながら、その場で一回転。
続けざま、浩平の体を突き上げるようにして、左の肘が鳩尾に突き刺さる。
そのまま飛翔、浮き上がった浩平の体……左肩めがけて真上から踵落としが決まった。
叩き落された浩平は地面に倒れこんでいる。
浩平の意識は、二発目の攻撃の時点で無くなっていた……
「あの炎は、精神の力……霊力を具現化したもの。
……だったら、術者の意識を刈り取れば同時に炎も消滅させることができる」
すでに気絶しており、意識の無い浩平に向かって、祐一はそう告げる。
「おい! 外で結界を張ってる奴! とっととこの結界を解いて、そいつを保健室へ連れて行ってやれ!」
祐一の言葉に反応するかのように、その場の空気の流れが元に戻り
同時に一人の少女が浩平の方へ走り寄って来た。
「浩平!!」
心配そうに浩平を見つめている少女に、祐一が声を掛ける。
「一応、急所は僅かに外してある。暫くすると眼は覚めるから安心しろよ」
しかし、少女の方はとても恐い表情で祐一を睨みつけた。
「…そうおっかない顔するなって…………元はと言えばお前達の所為なんだからな」
「でも、これはやりすぎだよ!」
「…………悪かった」
確かに少しやりすぎたかもしれない、そう思った祐一は素直に謝る事にする。
それが意外だったのか少女は少し驚いていた。
その後、浩平を背負って保健室まで連れて行き
保険医が出払っていたので軽い手当てを祐一が施した後、付き添いを少女に任せて祐一は学校を後にした。
この間、少女とは一言も口を聞くことは無かった事を付け足しておく。
祐一は桜公園と呼ばれる場所の奥、舞い散る桜の木の下で高ぶった気持ちを落ち着けていた。
先ほどの戦闘で開いたのであろう、昨日の傷口がじんわりと痛む。
「〜♪〜〜〜♪〜〜〜〜〜♪」
そうしていると、風に乗って綺麗な声―――――歌が聞こえてきた。
音楽などにあまり興味を持たない祐一だったが、その歌はどこか心地よいもので
その純粋な歌声に引き寄せられるかのように、自然と歩みを進めていく。
声のする方へ進んで行くと開けた場所に辿り着いた。
そこでは、桜吹雪の中で髪をなびかせながら、一人の少女が歌を歌っている。
祐一がその声に聞き入ろうとして眼を瞑ろうとした瞬間、唐突にその声は途切れてしまった。
眼を見開いて少女を確認する祐一。
―――――少女は祐一の方を向いて、黙って眺めていた。
「……………………」
「……………………」
二人は見詰め合ったまま黙っている。
その時、祐一は突然胸が締め付けられるような奇妙な感覚に襲われた。
しかし、それは不快なものではない。
むしろ懐かしさすら感じるような感覚……
そのいきなりな出来事に、祐一は少し戸惑う。
(この子を俺は知っている? どこかであった? 何時? 何処で?)
次々に浮かび上がる疑問、でも祐一はその自問に答えることが出来ずにいた。
「あの……どこかでお会いしたことありますか?」
先に口を開いた少女の問いに、祐一は一瞬動揺する。
つい先程から自分も全く同じことを考えていたからだ。
「……あんたに会うのは、今この瞬間が初めてだと思うが?」
それを悟られぬように努めて、祐一は返事を返す。
「ですよねー?」
可愛らしく唇の下に指を当て『うーん』考える少女。
そのまま暫く考えた後
「……御免なさい、やっぱり私の勘違いですね」
と、笑いながら答えた。
「なんだ? 新手の逆ナンか?」
「ち、違いますよ!」
頬を朱に染め、少女は全力でそれを否定する。
「……そんな事は如何でもいいさ。俺は別の理由でここに来たんだからな」
「何です? 別の理由って?」
「歌だよ、あんたが歌ってた」
少女はその答えに、別段驚いた様子は見せなかった。
「綺麗な歌声だったよ。
正直、音楽はあまり好きじゃないんだが、それでも何かしら感じるものがあった」
「ありがとさんです」
感じた事をそのまま話す祐一。
その言葉に少女は少し照れた様子で返事を返す。
「あ〜〜、え〜〜と、その……」
会話を続けようとする少女だが、名前がわからないためか切り出しずらいようである。
それを察した祐一は助け舟を出した。
「俺の名前か?」
少女はコクコクと頷く。
「俺の名前は相沢祐一だ」
「相沢君ですね。私は白河ことりって言います」
「白河か……」
祐一は、もう一度その名前が記憶の中にないか考える。
(白河……白河……白河?)
そして祐一は、その名前で一つ思い出した事があった。
「白河ってもしかして、風芽丘の白河先生の肉親か何かか?」
「はい、暦お姉ちゃんは私のお姉ちゃんです。
ちなみに、私も相沢くんと同じ風芽丘の二年生なんですよ」
ことりは元気に答えた。
「風芽丘の生徒なら何でこんな時間にこんな所にいるんだ?」
「うっ……そ、それを言うなら相沢くんだってそうじゃないですか?」
自分の事はさて置き、少し詰問口調でことりに問う祐一。
痛いところを突かれたことりだが、逆に問い返すことで質問から逃れようとする。
「俺はサボリだ、って質問していたのは俺の方だぞ」
「転校初日からサボりはよくないですよ?」
またもやさらりと話の流れを変えることり。
その言葉を聞いた瞬間、祐一の表情が険しくなった。
「…………どうして今日が転校初日って知ってるんだ? それに、俺はまだお前に学年を教えていない」
最初のは言葉は詮索せずに流したが、立て続けに自分が言っていない事を言われ
さっきからの奇妙な感覚と相まってか、祐一はことりに鋭い視線を向ける。
「相沢君てこの辺りじゃ見かけ無いし、二年に頭のいい転校生が来るって噂になってましたし」
「…………またその噂かよ」
一瞬、研ぎ澄まされた刃の様な空気がその場を包むが、ことりの言葉にその空気は四散し、逆に祐一は呆れていた。
ここで一つの矛盾が生じる、そして祐一はそれをことりに投げかける。
「この辺りじゃ見かけ無いって言ったよな? なら何で最初にあんな質問したんだ?」
それは当然の様な疑問であった。
「あれは、あーあー、え〜と…………分からないです…
でもでも、本当に初めて会った気がしないんですよねー」
ことりの言葉に嘘は無い、祐一はそう直感していた。
なぜなら、自分も全く同じものを感じていたのだから…………
「まあいいさ。俺はそろそろ行くけど、学校休んでるのにあんまり外を出歩くなよ」
「それじゃあ、学校サボタージュしてウロウロしてるのはいいんですか?
私、一応生徒会の役員なんで注意しないといけないんですけど」
「そっちの方が尚更わるい。とっとと家に帰れ」
他愛もないやり取り。
出会ってからまだ数分しか経っていないが、二人は打ち解けているようで
ことりも祐一も表情を緩めている。
「じゃあな、白河」
そう言うと去って行く祐一。
その後姿を見送っていることりの表情は、心情の表れなのか笑顔であった。
あとがき(楽屋裏)
作者:疲れました。
祐一:まだ、始まったばかりだぞ。
作者:まあ、それはこっちへ置いといて。それじゃー今回のゲスト四人をお呼びしましょう。
一番手はD.C.から白河ことりさんでーす♪
ことり:こんちわっす♪
作者:続いて二番手、さすらいの人形使い国崎往人さん!!
往人:来てやったぞ、感謝しろ。
作者:三番手は、もこもこした毛がキュートな犬? ポテトーっ!!
ポテト:ぴこぴこ〜〜
作者:ラストはKanon正ヒロイン、でもこのSSでは出番は無い(と思う)うぐ宮あゆーっ!!
あゆ:うぐぅ! うぐ宮じゃないもん!!
祐一:そうだぞ、こいつの名前はあゆあゆだぞ。
あゆ:あゆあゆでもないもん!
往人:じゃ鮎鮎か?
あゆ:うぐぅ……
ことり:まあまあ、皆さんあんまり鮎さんをからかっちゃだめですよ。
あゆ:うぐぅ、ことりちゃんまで……(涙)
祐一:まあそれはそれとしてだな、今回の話についてだがこのSSのヒロインはことりなのか?
作者:さぁ〜どうでしょう?
あゆ:うぐぅ、ボクが出ない分、ことりちゃんには頑張ってもらわないといけないよ!
祐一:名雪を応援しろよ! Kanonの仲間だろ!!
あゆ:でも、名雪さんの出番は当分先だからね。やっぱりボクとしてはことりちゃんに……
往人:言わなくていいのか? 実はPC版のことりだって。
あゆ:うぐぅ!? そうなの!? PS2やアニメの方のこPi―――――――――……
作者:危なかった……キャラがそんな発言するのはNGです! ……どっちとは言いませんが。
ことり:と、取り合えず、話進めますね(汗)
往人:時間も押してるしな。
ポテト:ぴこぴこ。
作者:まず、簡易舞台説明から行きますね、舞台は海鳴ですがとらハの舞台とはちょっと異なります。
祐一:まあ、枯れない桜があったり、桜公園がある時点でおかしいよな。
作者:混ぜないとキャラ的に困るんです。その辺、了承していただけると幸いです。
それと、あとがきの台詞の後ろにも句点をいれてみました、あった方が読み易いと思いまして。
往人:読んで貰えてるのか謎だがな。
ことり:国崎さんて、けっこう辛口ですね。
作者:それではまた次回で、次回ゲスト説明をポテトさん行ってください。
ポテト:ぴこぴこぴこぴこぴこ、ぴっこり。
往人:訳分からん……
祐一:翻訳すると、次のあとがきはK・OとS・Kが来るだそうだ
あゆ&ことり:それじゃーね、バイバイキーン♪
往人:声がPi―――――――――……