※このSSを読む前に先に『汐と愉快なお姉さん達』 その1〜エピローグ までを読むことをオススメします。

 ※このSSの設定はお見合いの後日談ということになってますのでご了承ください。















 ACT 0

 『今でもずっと……』




 この前、美佐枝さんのお陰で、商店街の抽選でガラガラを回せて、さらにお食事券ももらったの。

 お礼に、一緒にお食事に行くことになったの。

 お料理、おいしくてビックリ。

 でも、もっとビックリしたことがあったの。

 朋也くんと会ったの。

 朋也くん、すごく大人っぽくなっててドキドキ。

 しかも、朋也くん、すごくモテモテなの。

 朋也くんが人気者でうれしいけど、ちょっと複雑なの。

 みんなに構ってばっかりじゃなくて、こっちも見て欲しいの。

 こっちを見て、思い出して欲しい。

 あの頃の二人でいたい。

 今でもずっと……それを望んでいるの。













 汐と愉快なお姉さん達     World errors ことみ編












 ACT 1

 『ことみちゃんの大冒険』



 とうとう来てしまったの。

 朋也くんの住んでるアパート。

 実は家から凄く近くてビックリ。

 それじゃあ、さっそく呼び鈴をならすの。

 ………………

 …………

 ……


 き、緊張するの。

 ことみちゃん、いきなりピンチなの。


 そんな事を考えていると、目の前の扉が開いて……


 「すぐに戻って来るからなっ!」


 ガン!


 扉がおでこに直撃したの。

 すごく痛いの。


 「………………朋也くん……いたいの」

 「なんだ? ……ってことみ!?」












 ACT 2

 『続・ことみちゃんの大冒険』




 「こ、ことみ、大丈夫か?」

 「すごく、いたいの」

 「すまない……だけど、丁度よかった」


 そう言うと、朋也くんは改めて扉を開けて……


 「中に入ってくれないか?」

 「……いいの?」

 「ああ、散らかってるけどな」


 朋也くんの家に……男の人の家に入るのは初めてなの。

 ちょっと怖くて。

 ちょっと嬉しくて。

 ちょっと恥かしくて。

 とってもとってもドキドキなの。


 「お邪魔します……なの」

 「はい、どうぞ」


 靴を脱いで中に入ろうとした時、ふと美佐枝さんの言葉を思い出したの。


 ……

 …………

 ………………


 『いい、ことみちゃん? 男って言うのはみんなケダモノなんだから注意しないとダメよ?』

 『どんなに優しそうに見えても、油断してたらすぐに食べられちゃうんだから』

 『家に上がるなんてもっての外よ? 入ったら最後、乱暴されて何もかも奪われてるんだから』


 ………………

 …………

 ……


 大変。

 今、朋也くんの家に入っちゃってるの。

 朋也くんは男の人なの。

 つまり、ここは男の人の家なの。

 このままだと奪われちゃうの。

 今、持ってる物は……ご本、ハサミ、お財布、お弁当…………それと大切なご本。

 お弁当は朋也くんにあげるから取られても問題ないけど……

 お財布とかは取られちゃったら困るの。

 あと、乱暴されるのも困るの。

 ケンカとかしたこと無いし……

 ことみちゃん、大ピンチなの。


 「……ことみ?」

 (ビクッ!?)

 「どうしたんだ?」

 「…………いぢめる? いぢめる?」

 「はぁ?」









 ACT 3

 『ことみちゃんの大冒険 黒幕編』




 「なるほど……まったくあの人はことみに一体なに吹き込んでるんだか……」

 「……いぢめない?」

 「いじめない!」


 朋也くんはいぢめたりしないらしいの。

 美佐枝さんの早とちりみたい。


 「でもまぁ、ことみにはそれ位の心構えの方がいいかもな。そういう奴だっているのは事実だし」

 「ちょっと、こわいの」

 「まぁ、世間は怖い所だ……ってことだ」

 「朋也くん…………私のこと、守って欲しいの」


 朋也くんの服のはしを握って、朋也くんを見上げて言うの。


 「こ、ことみ?」

 「守って…………くれる?」 (少し首を横に傾けながら)

 「いや、う、あ、その…………ことみ?」

 「朋也……くん」 (上を見上げたまま瞳を閉じる)

 「う、その、据え膳? っていうかいいのか俺?」



 そこから先は……まだ教えてもらってないの。

 でも、ここまでは完璧のはずなの。

 だけど、目を開けると、目の前の朋也くんはちょっとオロオロしてる。




 「うれしかった?」

 「へっ?」

 「美佐枝さんに教えてもらったの。朋也くんに、今みたいにしたら喜んでくれるって」

 「…………あの人とは一度深く話し合う必要がありそうだな」


















 ACT 4

 『ことみちゃんの大冒険 看病編』



 「……って、こんなことしてる場合じゃなかったー!」

 「朋也くん、どうしたの?」

 「汐が熱出したみたいでな……薬を買いに行く所だったんだ」

 「それは大変なの」

 「それで、少しの間でいいから、家に居て汐を看ててやってくれないか?」

 「解ったの」

 「それじゃ、すぐ帰ってくるから」


 そう言って、朋也くん、すごい速度で出て行ったの。

 すごい早かったの。


 まだ玄関なので、さらに奥に行くと部屋の中央で汐ちゃんが布団に包まって……


 「……パパのしりあいのひと?」

 「私はことみ。ひらがな3つでことみちゃん、朋也くんの知り合いの人なの。でも、もっと詳しく言うと幼馴染なの」


 汐ちゃん、元気そう。

 よかったの。

 枕元に座って、汐ちゃんのおでこに手を当ててみる。

 ……ちょっと熱い。

 顔色も前に見たときよりちょっと赤い。

 少しだけ、熱っぽい。


 「おさななじみ……って、なに?」

 「昔から一緒に居て仲良しさんな人達のことを指すの」

 「でも、パパといっしょにいたところ、みたことなかった」

 「ちょっと前までは……一緒じゃなかったの」

 「どうして?」

 「それは……秘密なの」














 ACT 5

 『ことみちゃんの大冒険 秘密編』




 「ことみさん」

 「何?」

 「やっぱり、おしえてほしい」

 「う〜ん、ちょっと困るの」

 「こっちもひみつ、いうから」

 「汐ちゃんの秘密?」

 「ひみつのたからもの」

 「ちょっと、気になるの」

 「おしえてほしい?」


 汐ちゃん、凄く嬉しそうなの。

 すごく、聞いて欲しそうにしてる。


 「教えてくれる?」

 「うん、ちょっと待ってて」


 汐ちゃんはそう言うと、押入れをごそごそと漁り始めたの。

 しばらくして見つかったのみたいで、とっても大きなお星様をもってきたの。


 「大きなお星様?」

 「ちがう」

 「風車手裏剣?」

 「ふうしゃしゅりけん、ってなに?」

 「すっごく大きな手裏剣のことなの」

 「そうなんだ……でも、ちがう」

 「解らないの」

 「せいかいは……」


 正解は……と言いかけて、汐ちゃんお星様っぽいものの後ろに回りこんで、ごそごそと何かし始めたの。

 すると、お星様の先に手足が生えたの。

 そして、お星様の頭(?)に汐ちゃんの顔が……


 「ヒトデスーツ」

 「ヒトデ?」

 「ヒトデ」

 「ヒトデだったの?」

 「ヒトデ」

 「すごく可愛いの」

 「うん、すごく可愛い」








 ACT 6

 『朋也・汐・ことみの感性』




 「でも、パパはヒトデはきらいみたい」

 「どうして?」

 「いっつも、へんだ。っていってる」

 「可愛いの」

 「うん、かわいい」

 「朋也くんの方がへんなの」






 ACT 7

 『岡崎家七不思議! ヒトデスーツの怪!』




 「だから、ヒトデスーツはパパにもひみつ」

 「あれ?」

 「どうしたの?」

 「じゃあ、どうやって手に入れたの?」

 「しらない…………おしいれのなかをたんけんしてたら、あった」

 「不気味なの。呪われたものかも知れないの」

 「ちがう。きっと、でんせつのアイテム」

 「伝説のヒトデスーツなの」










 ACT 8

 『ことみちゃんの大冒険 回想編』







 「こんどは、ことみさんのひみつのばん」

 「仕方ないの」

 「どうしてパパといっしょじゃなかったの?」

 「……昔々のある日、ふとしたことから、朋也くんとことみちゃんは出会ったの。

  すっごく、すっごく仲良しになったの。

  でも、ことみちゃんの誕生日を境にして、朋也くんはうちに来なくなったの。

  何があったのかはわからないの。

  そして、お父さんもお母さんもいなくなった。

  みんな、いなくなっちゃったの。

  楽しい誕生日の筈だったのに。

  お父さんも。

  お母さんも。

  朋也くんも。

  みんな、居なくなっちゃったの。

  それから、色々あって、何年か過ぎたの。

  その日、高校生になって、図書室でご本を読んでたの。

  そうしたら、朋也くんが入ってきたの。

  すごくビックリしたの。

  すごく嬉しかったの。

  でも、朋也くんは昔のこと忘れてたの。

  すごく悲しかったの。

  朋也くんに思い出して欲しくて色々頑張ってみたの。

  でもダメだったの。

  ことみちゃんは汐ちゃんのお母さんに負けちゃったの。

  それから、随分、会っていなかったの。

  知らない間に朋也くんに色々あったみたい。

  汐ちゃんが生まれて。

  汐ちゃんのお母さんが亡くなって。

  朋也くんも、色々とあって。

  そして、また出会ったの。

  3回目なの。

  朋也くん、いっつも突然なの。

  でも、いっつも突然いなくなっちゃうの。

  もう、嫌なの。

  もう、どこにも行って欲しくないの。

  一緒にいて欲しいの。

  でも、朋也くんにちゃんと思い出して欲しいの。

  だから、待ってる。

  朋也くんが思い出してくれる日を。

  でも、ちゃんと自分で思い出して欲しいから、朋也くんには秘密なの。

  だから、汐ちゃんも…………って、寝ちゃってる?

  お話……長くなりすぎたの」




 汐ちゃんは寝ちゃってる。

 だけど、少し寝苦しそう。

 こういう時は、子守唄なの。

 でも、子守唄なんて歌ったことないの。

 歌いなれてる、というか歌じゃないけど紡ぎ慣れてるフレーズとかならあるんだけど……

 それで歌ってみるの。

 きっと、こんなのを歌おうと思ったのは、さっき朋也くんのお話した所為なの。



 『〜〜〜〜♪』

 『〜〜〜〜〜〜♪ 〜〜♪』

 『〜♪ 〜〜〜〜〜♪』

 『〜〜〜〜♪ おとといはウサギを見たの〜♪』

 『き〜のうは鹿♪』

 『今日は…………あなた〜♪』



 ゴトン……


 後ろで何かが落ちる音。

 振り向けばそこには……



 「……!?」

 「……ことみ」

 「朋也……くん」











 ACT 9

 『ことみちゃんの大冒険 完結編』





 振り向けば朋也くんが呆けた顔をしていたの。


 「聞いてたの?」

 「すまん……つい、な」

 「どこ……から?」

 「ヒトデスーツの辺りから……」

 「趣味悪いの」

 「すまない」

 「計画、丸つぶれなの。ちゃんと自分で思い出して欲しかったの。そしてもう忘れないようにして欲しいの」

 「悪かった」

 「…………思い……出した?」

 「正直な、思い出せなかったんだ……………………あの歌を聴くまでは」

 「え?」

 「ヴァイオリンだけじゃなく、歌っても音程外しまくりの歌聴いてたらな…………思い出した」

 「本当?」


 あやしいの。

 朋也くん、たまに真面目な顔でうそつくから。


 「じゃあ、質問に答えるの」

 「?」

 「お弁当をはんぶんこにしてた訳は?」

 「幼かった時に、いっつもはんぶんこにしてたからだろ?」

 「初めて会った場所は?」

 「ことみんちの庭」

 「庭にあったテーブルの色は?」

 「白」

 「おとといに見たのは?」

 「兎……だったっけ?」

 「きのう、見たのは?」

 「鹿?」

 「今日は?」

 「あなた」

 「初めてキスした場所は?」

 「えーっと…………って、してないだろ!?」

 「引っかからないの」

 「そ〜ゆ〜ことは渚以外には…………」

 「……杏ちゃん」

 「うっ……いや、あれは」

 「……風子ちゃん」

 「いや、それもその……って風子のはお前が原因だろ」

 「既に押し倒されてたの」

 「あれは杏の奴が……」

 「言い訳は見苦しいの」

 「……とにかく、思い出したことは信じたか?」

 「…………それじゃあ、最後の質問なの」

 「最後か……なんだ?」


 そう、最後。

 今まで、ずっと朋也くんに訊きたかった事。



 「どうして、いなくなっちゃったの?」



 「そ、それは…………」

 「どうして?」

 「…………ことみの誕生日。いっぱい友達を連れてきてやるって約束したよな?」

 「うん」

 「その時さ、みんな、女なんかと……って奴らばっかで、誰も集められなくて、情けなくて、会わす顔がなくて、会いにくくて……」


 ポス。


 思わず、抱きついてしまう。

 もう、これ以上は無理なの。

 捕まえておかないと、またどこかに行っちゃいそうなの。

 そんな、くだらないことで離れ離れになってしまうくらいに、私達の絆はもろいものだから。


 「朋也くんはバカなの」

 「ああ、俺もそう思う」

 「朋也くん、一人でもよかったの。来てくれさえすればそれで……」

 「すまん」

 「ずっと待ってたの」

 「申し訳ない」

 「待ちくたびれたの」

 「悪かった」

 「でも、許しちゃうの」

 「ありがたいことだ」

 「でも、条件が一つだけあるの。今度はもう居なくならないで欲しいの。私のそばに居て欲しいの……これからずっと」

 「ああ、それは大丈夫だ」


 朋也くんはそう言うと、手で私の顎を上げて唇を奪った。

 一瞬の早業なの。

 今日の朋也くん、すごくわいるどなの。

 でも、嫌な気はしなかったから、ずっとそのままでいたの。

 だって、朋也くんが傍にいるのを感じられるのだから……
























 ACT EX1

 『そして黒幕はほくそえむ』



 翌日


 「あのですねぇ、美佐枝さん」

 「ん? 何よ岡崎?」

 「あんまりことみに変なこと吹き込まないで下さいよ」

 「何のこと?」

 「上目使いでキスを迫る事とか、男の部屋に入ると襲われるとか……」

 「あの子は無防備すぎなんだからそれくらいでいいのよ。それにあながち間違いって訳でもなさそうだし?」

 「何がですか……」

 「いやー、実は昨日の夕方ごろにことみちゃんとバッタリ会ってねぇ……」

 「『バッタリ』ねぇ? 怪しいもんだ」

 「ところが、そのことみちゃんなんだけど、様子がおかしかったのよ?」

 「?」

 「な〜んか、歩き方が不自然で今にもこけそうな感じなのに、顔だけはいつものオドオドした感じじゃなくて、なんかニヤついてたし……それで話を聞いたら……」

 「あ、俺、用事を思い出したんで」(脱兎)

 「まぁまぁ、そんなに急ぐこと無いじゃない。ちょ〜っと、変わり映えの無い日常にスパイスを提供してくれたってバチは当たんないわよ?」(襟首掴む)

 「は、離してください! 俺には汐がっ!? おなかを空かせた7人の汐が…………あああぁぁぁ〜〜〜…………」(フェードアウト)














 ACT EX2

 『岡崎家七不思議! ヒトデスーツの怪! 迷宮入りへ』





 「おい、風子」

 「むっ、何ですか? 岡崎さん? 風子は今ヒトデを極めるのに忙しいんです」

 「お前、いつの間にウチにあんなもの送り込んだんだ?」

 「岡崎さんが何を言ってるのかわかりません。ちゃんと風子の頭脳レベルに合わせてしゃべって下さい」

 「ウチに巨大ヒトデを送り込んだのはお前だろう?」

 「む、今、聞き捨てなら無い単語がありました。巨大ヒトデってなんですか?」

 「だからヒトデスーツだ」

 「そ、そんな素晴らしいものがあるんですか!? かわいいんですか!? いや、かわいいに決まってます!」

 「…………お前じゃ、ないのか?」

 「最初から違うと言ってます」

 「いや、言って無いからな? 風子じゃないとすると……一体誰が」

 「おそらく、『ヒトデを極める会』のメンバーからじゃないですか?」

 「そんな怪しげな集団があってたまるか」

 「岡崎さん、あなたはまだそんな世迷言を…………いいですか、ヒトデというのは崇高にして………………」

 「勘弁してくれ……」







 ACT EX3

 『オチは?』



 「全く……美佐枝さんにからかわれるわ、風子に絡まれるわで最悪だぜ」

 「やぁ、岡崎。そんな不機嫌な顔でどうしたのさ? ちなみに僕、今サイフ拾って機嫌がいいからおごっちゃうよ?」

 「うおぉぉ!!! 春原が幸せそうなだけですげぇムカツクー!!」

 「ははっ、いきなり言ってくれるね岡崎」

 「大体、不幸キャラはお前って相場が決まってるだろう!? 何で俺が!?」

 「あんた、凄い酷い言い草ですよねぇ!?」

 「……っていうか、サイフ拾ったら交番にいけよ!?」

 「そのツッコミの方ががあとなんすか!?」

 「うるさい、不幸is春原! ヘタレ=春原! ネタ・オチ役は春原! これが永遠の真理なのにー!?」

 「アンタ、それ無茶苦茶言ってますよねぇ!?」

 「悪いか!?」

 「完全無欠に悪い気がするんですけどっ!?」

 「まぁいいや、春原がヘタレって確認できただけで、生活する勇気が出てきたから」

 「サラっと鬼なこといってますよねぇ!?」

 「…………」(無視して立ち去る)

 「無視っすかっ!?」





 「…………っていうか、僕はこれだけの為の出番なんすかねぇ!?」




















 あとがき



 長っ!?

 Wolrd errorsの中ではダントツで長っ!?

 って、書いててビックリしすぎの秋明です。

 この話も智代の時と同じく、汐姉本編の後日談的なストーリーになってます。

 疲れました。

 主にことみちゃん一人称に。

 そして、その長さにw

 一応、ことみっぽくはしてみたつもりなんですが、皆様方はどう感じられましたでしょうか?

 まぁ、誰とは言いませんが、ことみ=胸!  と言って憚らない人、秋明にはそんな微えちぃのは書けませんよ? ←超私信

 それ以外は、ことみっぽくはしてみたつもりなんですがね(汗

 ことみっぽくないよ! って方、それは単に秋明の力不足と思っててください。

 ことみっぽいよ! って方、恐悦至極です。

 ふつうっぽいよ? って方、無難な回答ですw

 むしろ汐が…… って方、その後どう続くのか知りませんが、汐は汐で難しいんです(いいわけ


 まぁ、そんなこんなで、今回はこの辺で……

 それではー。