誠実すぎる少年の追放先が、男嫌いな美少女しかいない最強部隊だったら?
神月(富士見ファンタジア文庫)
男嫌いの最強部隊に追放されたけど、なぜか好かれてる!? 上司ざまぁ×ハーレムラブコメストーリー。
大枠としては追放ざまぁものですね。物語の舞台となるのは貴族主義が蔓延っている異世界の帝国で
主人公は平民であるがゆえに上官に疎まれ、男嫌いの美少女しかいない最前線部隊へと派遣されてしまい。
しかし部隊の面々は帝国の貴族のような下卑た男が嫌いというだけであり、それに当てはまらない
むしろ正反対な気質の主人公はあっという間に愛され、認められ、気に入られとハーレム環境が完成。
想定外だ! と右往左往する帝国上層部と、そんな彼らを見返す活躍を見せる主人公の対比が気持ちよい。
ラブコメ面は最前線部隊(+通っていた学校でも)の女性陣にモテモテな主人公ですが、さて。
主人公は魔法学校を首席で卒業するほどの優秀な訓練生であったにもかかわらず
平民というだけで貴族上官に疎まれ、男嫌いの美少女しかいない最前線部隊に追放された十五歳の少年。
真面目で素直、純真、誠実、謙虚、努力家な性格をしており、夢は誰よりも強くなって国を守ること。
自分の欲望を全く見ずに相手のことだけを見ることができるが、色恋には初心。
顔立ちが整っている上、性格も優しいため、魔法学校の先輩、後輩を問わず女性を主として人気があり
国内の一部には主人公のことを様付けで崇め奉る集団すらいる。
ヒロインは明るい魔法使い、凛々しき剣士、妖艶な魔法使い、クールな暗殺者。
他にも主人公自身は認識していないものの、多数のファンや信者がいる模様。
一番のお気に入りはルーヴァンクルム帝国軍最高戦力の一人、セフィア・シュヴァリエ。
綺麗な金髪の美人。礼節を弁えた性格をしており、口調も丁寧で落ち着いた雰囲気を纏っている。
厳しいことを言うこともあるが、それは優しさから出たものであり、嫌味はない。
自身の力の全てともいえるシュヴァリエ流剣術を教えるほど主人公のことを大切に思っている。
現時点(一巻)においての評価はC。
ざまぁと銘打たれてはいますが、主人公自身が報復に動くわけではありません。
彼はあくまで自分らしく頑張り、成長しながら居場所を作り上げていくだけで、その成果に上層部が勝手に焦り
ダメダメさを露呈していくという流れがメインになっています。しかし腐敗っぷりが深刻すぎるな帝国…
まあ、主人公が凄すぎるというのも確かではあるのですが。そりゃ顔良し性格良し能力良しなら女受けするし
メンタル的な意味でのバフ要員として中心的立ち位置になってしまってもおかしくはないですわな。
その上で敵指揮官を一騎打ちで打ち破る強さまで魅せてくれるのだから女性陣の脳が焼かれても無理なし。
本筋は敵国の指揮官を一騎打ちで撃破するという手柄を上げ、主人公は名声を高めることに。