< 縁 >
(Kanon) |
プロローグ
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written by シルビア
2003.9-10 (Edited 2004.2)
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「連載SS<縁>」について
1.登場人物
ゲーム「KANON」全メンバー
2.設定背景:
登場人物のアフター・シナリオです。
人と人の交わりを総テーマとしてます。
HAPPY ENDを前提として、本編に続くものです。
サブタイトルは個々の話の登場人物のテーマに即したものです。
なお、家族構成等で本編に氏名のないものは補足しています。
一応、全ての話は同一世界て展開していますので、時系列の矛盾のないように配慮しました。
3.章構成
続きものです。必ず第1話よりお読みください。
最終話は、すべての話の総括編としての意味を含んでます。
また、好評でしたら、続編(外伝)を書きたいと思っています。
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<縁>第1話〜川澄 舞〜編『力』
<縁>第2話〜美坂 香里〜編『私の視界に映る人』
<縁>第3話〜美坂 栞〜編『癒されてないもの』
<縁>第4話〜水瀬 名雪〜編『隙間』
<縁>第5話〜月宮 あゆ〜編『初恋』
<縁>第6話〜水瀬 秋子〜編『告白』
<縁>第7話〜天野 美汐〜編『あなたのこと好きです』
<縁>第8話〜沢渡 真琴〜編『DNA』
<縁>最終話 総集編『幸せを感じる時』
<縁>外伝第1話『笑顔』 〜倉田 佐祐理〜編
<縁>外伝第2話『私の夢』〜倉田 佐祐理〜編
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<縁>第1話〜川澄 舞〜編『力』
もうひとりの自分を受け容れ、そのために力を失った少女、舞。
過去に『力』を否定したにもかかわらず、本当に大事な人のために再び『力』を欲することとなる。
彼女が『力』について前向きに受容していく姿を描きます。
<縁>第2話〜美坂 香里〜編『私の視界に映る人』
妹栞の回復後、姉妹は仲良く過ごしていきます。
かたや自分の想いをなかなか遂げられず、時は過ぎていきます。
しかし、残酷にも運命は今度は香里の人生を窮地に追い込みます。
彼女は事故で視力を失います。
その窮地の中で、やっと自分に素直になった香里の気持ちは?
<縁>第3話〜美坂 栞〜編『癒されてないもの』
死と隣会わせの人生から奇跡的に回復したものの、闘病の名残は彼女の体に痛々しい傷痕を残します。
ドラマのような恋愛を望む彼女にとっては、最悪のコンプレックスとなります。
果たして、そんな彼女に新しい希望がもたらされるのでしょうか。
<縁>第4話〜水瀬 名雪〜編『隙間』
思い続けていた人の気持ちを尊重するあまり、自分の気持ちを抑え込んでいた少女。
想人が他の女性と失恋をしたことをきっかけに、傷心の想人を前にして、自分の過去の失恋を振り返り、傷心の想人を慰めます。
<縁>第5話〜月宮 あゆ〜編『初恋』
7年越しに再会したかつての初恋の相手。
奇跡を体験し、7年前と違う自分で相手と接する少女。
しかし、7年の月日は二人の関係を変えてしまった。
他の女性を選んだ彼を前に、自分の初恋に終止符を打つ。
<縁>第6話〜水瀬 秋子〜編『告白』
いつかは語らなければならない、秘め事。
そう、彼女は大人としての行動を取らねばならない。
それは自分のためでなく、愛する自分の娘のために、告白すべき真実。
真実を告白することが本当に良かったのか。
<縁>第7話〜天野 美汐〜編『あなたのこと好きです』
好きな人に言えなかった言葉、「あなたのこと好きです」
人と交わることを拒絶した少女が、自分の恋心を伝えられるように成長していく話。
<縁>第8話〜沢渡 真琴〜編『DNA』
人のぬくもりを欲した少女が欲した気持ちは、姿を変えてもなお失われない。
転生を繰り返す中で受け継がれた、ぬくもりを欲する気持ち。
沢渡 真琴が選んだ次の人生とは?
<縁>最終話 総集編『幸せを感じる時』
人の縁の中で刻まれた登場人物達のそれぞれの幸せとは?
全話の結末を描く。
<縁>外伝第1話・第2話 倉田佐祐理編
笑顔を取り戻していく、佐祐理のちょっとラブなお話です。