ギシ・・・・ギシ・・・・・
うふふふっ・・・・・
カチャッ・・・・
パタン・・・・
現在、深夜・・・・
ここは今、一緒に住んでいる甥のお部屋の中・・・・・
他のみんなも眠っています・・・・・
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ(息継ぎ)ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・・
ついにっ ついに来ましたっ!!
あれからどれだけったことか・・・・
食べ頃になるまで・・・・・
何日・・・何日待ったことでしょう・・・・・
えっーっと・・・・
・・・・・・4380日ですね
ですが・・・・・・・
今日こそ・・今日こそ!!・・・今日こそ!!!!
食べちゃいましょう・・・・・
そして 夜明けの窓辺でモーニングコーヒーですっ
祐一さんと・・・・
taiさんHP開設記念『おめでとうございますっ』
SSその1
窓辺の未亡人 〜某水瀬夫人の場合〜
作:鬼平君
さて・・・・私の甥である祐一さんですが・・・
今目の前でぐっすり眠っています・・・・
そりゃそうでしょう・・・・祐一さんとここの3人娘も含めて
睡眠薬を夕食にたっぷりと混ぜましたから・・・・
効いているはずです・・・・
まああの子たちの分はかなり多めに混ぜましたから・・・・
もう2度と起きて来ないかも・・・・
まあ、いざとなったら ジャムがあります
強制的に起こす事が可能ですからね・・・・
さて・・・・とりあえず 祐一さんの様子を見てみましょうか・・・
じぃー・・・・・・(観察中)
秋子「はううっ (立ちくらみ)」
な・・なんて・・・
おいしそうな寝顔でしょう・・・・
これだけでジャム5杯はいけそうです!!!
じゅるり・・・
あら?いけません・・・・よだれが・・・・
拭き拭き・・・・
とりあえず・・・もう一度観察を・・・・
じぃー(観察)
コロン
祐一「ううーん・・・・むにゃ」
秋子「ぐふぅっ!!(吐血)」
かわいい・・・・
かわいいですっ!!!!
コロンって感じで寝返り打ちましたっ!!
こんなかわいい寝返りを見た事ありますかっ!?
いえ、無いです!!無いに決まっていますっ!!!
たらー
あら・・・いけません・・・・鼻血が・・・・
拭き拭き・・・つめつめ
秋子「とりあえず よく眠っているようですね・・・・」
さて、ここからどうしましょう・・・・
まずは・・・・パジャマを脱がせて・・・・・・
ですね・・・・
おっと・・・その前に大切なことを忘れてました・・・・
手を合わせて・・・・
秋子「いただきます」
やっぱり これが大事ですからね・・・
それでは・・・・
祐一さんのパジャマに手を掛ける・・
カチャ
秋子「!!」
あゆ「うぐぅ・・・・祐一くーん・・・・」
あっ あゆちゃん!!
いけません!!
あゆ「あれ?秋子さ・・・」
ひゅん
キィン
あゆ「うぐぅううううううっ」
たいやきうぐぅがバタリと倒れます
あらあら・・・・いけませんね・・・
つい瞬獄殺が出てしまいました・・・・
血が高ぶっていると言う事でしょうか・・・
薬で起きないはずなんですけどね・・・・
ああ・・・そういえば うぐぅは
長い事病院生活でしたものですから
薬に耐性が出来てたんでしょうね
まあ 今度こそ、目を覚まさないでしょう
さて・・・続きです・・・・
祐一「むにゃ・・・・秋子さん・・・・」
寝言ですね・・・・
それにしても・・・私の名前を呼ぶなんて
どんな夢を見ているんでしょうか?
ちょっとドキドキですね・・・・
祐一「俺・・・・秋子さんの事・・・・ずっと・・・」
えっ!
まさか、これは噂に聞く・・・・
祐一「ずっと・・・・す・・・・」
『す』のあとに続く『き』の言葉・・・・
寝言告白というものなのでしょうかっ?
ああっ いけません 私はあなたの叔母なんですよっ
それに私は・・・今は亡き旦那にすべてをささげているのですっ
いけない・・・いけないわっ
祐一「す・・・・」
ああ・・・わかりました・・・そこまで
おっしゃるのなら・・・この身は
祐一さんのものです・・・おいしく食べてくださいっ
祐一「すけとうだらっ・・・・むにゃ」
すけとうだらっ?
すけとうだらって何なんですかっ?
注)すけとうだら。すけそうとも呼ばれます。
身はすり身、卵はタラコ(さらに加工して明太子)として利用されます。
訳がわかりません・・・・さすがは姉さんの子供と
言ったところでしょうか・・・
秋子「もう 埒があきません 一気に行きましょう!!」
秋子いきまーす
ル○ーンダイブ!!
祐一「死ねっ 北川っ・・・・むにゃ」
ガスウッ
秋子「ぐうっ」
き・・・・綺麗に鳩尾に入っちゃいました・・・・・・
カウンターで・・・・・
こ・・・これじゃあ・・・続きが・・・・出来ません・・・・
きょ・・・今日のところは・・・・・撤退です・・・・・・・・
ヨロヨロと立ち上がりながら祐一さんの部屋を出て行く
祐一「むにゃ・・・・」
夜明けのコーヒー・・・・飲みたかったな・・・くすん
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どうも
鬼平君という者です
硝える月というHPの管理者 兼 絵描き 兼 SS書き
をやっております
さて、taiさん このたび HP開設おめでとうございます
つたない駄文ですが
HP開設記念短編SSその1です
秋子さんのSSです
壊れちゃってます
が、ちょっとオチが弱かったですね・・・・
というわけで
もう一度 おめでとうございますっ