早朝の芹ヶ谷公園散歩


数年前より健康のため早朝散歩を始めました。
始めた頃は、自宅前の道路を行ったり来たりを数回繰り返し、仕上げとして道路横を走る小田急線の防護鉄柵につかまり屈伸などの簡単なストレッチをしました。
最近散歩コースを芹ヶ谷公園に変えました。
自宅のすぐ近くに母智丘神社があり、その横の結構急な小道を下って公園に行くのですが、段差が不揃いで階段を下るたびに体がギクシャクし、足と体がうまくマッチングせず歩きにくく、転ばないよう注意しなければなりませんでした。
しかし、毎朝同じ段差の違うデコボコ道を通るうちに、いつの間にか馴れて難なく階段を下りることが出来るようになりました。

 
 神社の脇道を通って公園へ(写真は筆者) 散歩の途中で軽いストレッチ 

芹ヶ谷公園は、町田駅からも近く,原町田と高ヶ坂の間に位置する谷地(やち)の面影を残す東西に伸びた細長い窪地から成る緑豊かな公園で、コナラやクヌギなどを主体とする落葉樹、シラカシなどの常緑樹が群集し一年を通して野鳥も多く見受けられます。
また園内の数箇所から湧き水があり小川となってコトコト音を立てながら流れています。
毎年桜の開花時期には「まちださくらまつり」、10月には多目的広場で流鏑馬や迫力たっぷりの砲術演武など「町田時代まつり」が開かれています。
他に園内には虹と水の広場、ジャブジャブ池、各種遊具のある冒険広場、世界的にも数少ない版画の専門美術館で魅力的な版画の世界を楽しめる国際版画美術館などがあり、四季折々園内の景色も変わり、みんなが気軽く楽しめる市民憩いの公園です。
 

   
 
 
公園内の風景 

 大滑り台脇の階段を上り下りする

さて公園内の散歩は小田急線線路脇の西側からスタートします。
小さな東屋にはテーブル付きのベンチがあり、テーブルを背にして、タバコをくゆらせている人、芝生の広場では年配の方が集まり、ストレッチやラジオ体操などもしています。
園内の散策路を通って、トンネルを抜けると多目的広場に出ます。ここにも犬を連れて散歩をする方が多く集まっています。
飼い主のテンションの高い会話、笑い声も多く聞かれます。また話に夢中の人達も・・・・・。
私はこれらの皆さんの横を通り抜け、公園に設置されている「大滑り台」の階段を上り下りし、園内をぐるっと一巡りします。
早朝ということもあり、樹々の間からは小鳥の賑やかなさえずりが聞こえてきます。小さな池には緋鯉や真鯉がゆったりと泳いでいます。
散歩の終わりは、原町田五丁目町内会館脇の市街地道路へ通じる坂道を上がることです。
この坂道は舗装もされ距離的には左程長くはないのですが、私たち年配者には「心臓破りの坂」とも思える結構きつい坂道です。
気持ち良い健康的な汗をかいて自宅に戻ると私の一日がここから始まります。  
最近知人から歩き方を見て「以前は左右に体が揺れて歩いていたが、今は足がしっかり上がり、前に出る歩き方に変わった」と評してくれました。
毎日の散歩のお陰、効果が出て来たのかと内心嬉しく思っています。
これからも、朝の散歩を続け元気に毎日を過ごしたいと考えています。


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