Q 04.

自治会に入っていなくても日常生活に何ら不便はないと感じています。


A 04.

確かに、日常生活に不便を感じないと思います。
と、言うより自治会の活動に携わっている一部の人を除けば、ほとんどの人にとって普段の生活をしている中で自治会の存在を意識すること自体が滅多にないことだと思います。
むしろ、自治会に入ることで何らかの負担を感じておられる方もおられるかもしれません。

では、自治会がどのような活動をしているかご存じでしょうか。

広報物の回覧や区民運動会は皆様もよくご存じとは思いますが、他にも自主防災会や消防分団による防災活動、少年補導、日赤共同募金、老人会、小学校PTA、社会福祉、スポーツ活動など、様々な団体や京都市等の行政と直接・間接に協力し合い幅広く活動をしています。
普段意識していなくても、意外と自治会活動と関わっていると言えるかもしれません。

しかしそれ以上に、ご近所づきあいという側面が大きいと思います。

別に自治会に入っていなくても気の合ったお友達は数多くおられるかもしれません。
でも、「遠くの親戚よりも近くの他人」という言葉があるように、何かあった時にはご近所さんとの日頃のおつきあいが役に立つのではないでしょうか。
ちょっとしたことでも、相談したり助け合ったりできる「ご近所さん」ができるきっかけになるかもしれません。

自治会に入り行事に参加したり連絡のやりとりをすることで、ご近所づきあいが始まり、人と人とのつながりが少しずつ深まっていけば良いと考えます。

七条学区自治連合会では、大規模災害時の避難所は自治連合会会長をトップに、自治連合会の組織が開設・運営するものと決められています。
自治会に入っていなければ避難所への入所や支援物資の供給を受けられないというわけではありませんが、支援を受ける「権利」を主張し行使するのであれば日頃から自治会に入って、自治会と関わりを持っていただくことが大切ではないかと私個人的には考えております。

災害時に避難所と様々なやりとりをする窓口は自治会(自主防災会)が担当いたします。