裏妙義縦走(ウラミョウギジュウソウ)


登山日 2006.5.10(水) 曇 全行程 6:05 (休憩時間を含む) 同行者 Y氏
  この日は朝から曇で山は時折、濃いガスに巻かれました。それでも登った訳はどうしてもミョウギイワザクラの写真が撮りたかったのです。
  朝、9時15分に国民宿舎「裏妙義」に車を止めさせていただき、まずは丁須の頭を目指しました。コースは籠沢を登ります。妙義は岩山ですからいつもの登山用ステッキは使えません。鎖に頼るか軍手をはめた手で3点支持で登ります。途中写真を撮りながら11時25分に「丁須の頭」(1057m)に到着、少し早めの昼食にしました。
  12時5分に縦走コースに入りました。20分ほどで20mの鎖で垂直に下降するチムニーを通過します。更に進むと6連の鎖による赤岩南壁のトラバースが始まります。12時50分無事ここを通過しました。烏帽子岩下、風穴尾根の頭を経て三方境に13時55分到着、厳しい尾根歩きは終わりました。ここからは林の中の道をいくつかの沢を横切りながら上がり降りを繰り返し、ゴールを目指します。15時に石仏前を通過、中木沢を飛び石で渡り、林道に出ました。ここから5分で駐車場に戻りました。15時20分の到着でした。この日は出発からゴールまで他の登山者と出会うことはありませんでした。
 このコース、40年近く前に登った事があるのですが、当時より緊張したと思います。鎖場は10数ヶ所ありますし岩がぬれて滑りやすくなっていたからです。しかし当時見た場所でミョウギイワザクラに再会できたことは本当にうれしかったです。
 国民宿舎でお風呂に入れてもらい汗を流して帰りました。入浴料は400円でした。

籠沢、丁須の頭への道

赤岩南壁の道

風穴尾根の頭付近

三方境

馬頭観音

林道出口

ミョウギイワザクラ

トウゴクミツバツツジ

ウツギ