皇海山(スカイサン) 2143.6m


登山日 2009.9.17(木) 晴 全行程 5:15 (休憩時間を含む) 同行者Y氏
  皇海山と書いてスカイサンと読むのは難しい。かつてこの山は笄山(コウガイサン)と呼ばれていたものがコウカイサイと誤読され「皇海」の字が当てられたといいます。日本百名山の一つですが深田久弥は庚申山、鋸山を経て1泊2日のコースで登りました。
 今は栗原川林道が解放され日帰り登山が可能になりました。悪名高い林道ですが慎重に運転すれば怖い道ではありません。ただしあくまでも保証は無いので自己責任で通行するしかありません。追貝から皇海橋まで24kmですが1時間かかります。
 皇海橋の両側に駐車場があります。登山口は皇海橋を渡った先にあります。ここから不動沢にそって登ります。沢の音が爽やかに聞こえました。始めはカラマツの植林地帯を登りあげますがやがて自然林の中を進むようになります。かつては分かりにくい道であったようですがたくさんの人が登るようになって整備され道に迷うことはありませんでした。途中ロープにつかまりながら急な山道を登っていくと不動沢のコルと呼ばれる鋸山の分岐に出ます。ここまで約1時間35分でした。小休止の後、左手に登っていきます。オオシラビソやコメツガなどの針葉樹林帯の中を登ること1時間で山頂に着きました。頂上は思ったほど広くは無く、2000mを越えているのに周りの木々が高く伸び二等三角点が有るのに見晴らしは利きません。残念です。ここで少し早い昼食を摂り高崎から来たという夫婦と話しをした後は下山を開始しました。
 二人の体力と時間を考えて今回は鋸山は諦めてそのまま下ること2時間7分で登山口まで降りてきました。帰りは再び栗原川林道を走り、追貝の吹割温泉で汗を流して帰りました。
写真は皇海山頂上の渡良瀬川水源碑

8:23 皇海山登山口から登山開始

9:17 中間点通過でも険しさはこれから

9:59 不動沢のコルから鋸山

10:15 オオシラビソの大木が枯れている地点

10:52 青銅の剣頂上は近い

10:57〜11:30皇海山山頂に到着

木立の合間から日光白根山

尾瀬燧ヶ岳

12:15 分岐まで降りてきた

13:37 登山口到着

皇海橋から不動沢
皇海橋から見た皇海山

シロヨメナ キク科 

キオン キク科

紅葉にはまだ早いヤマモミジ