至仏山(シブツサン) 2228m


登山日 2005.9.9(金) 晴時々霧 全行程4:30  同行者 Y氏
 至仏山は尾瀬ヶ原の西に位置し、東の燧ケ岳と共に尾瀬を代表する名山です。またこの山は超塩基性の蛇紋岩で形成されているために独特な高山植物があることで知られています。オゼソウ、ホソバウスユキソウ、タカネナデシコ等々です。
 残念ながらそれらを見るには時期が遅すぎました。
 鳩待峠で尾瀬ヶ原方面で無く左手に登山口があります。ここから林の中の道を行くと見晴らし岩(原見岩)に出ます。ここから尾瀬ヶ原を見ることが出来るはずですがこの日は霧で全く見えません。更に登って行くとオヤマ田代にでます。ここでは木道の敷設工事を行っていました。笠ヶ岳との分岐を過ぎて北に進むと小至仏山が見えてきます。蛇紋岩の岩の道は滑りやすくなっています。更に登っていくと2228m至仏山の頂上に着きました。登り始めてから約2時間半、11時10分でした。
 少し早いのですが昼食にしました。さすがに有名な山なので登山客は多かったです。山頂からは山の鼻に下る道もあるのですが、霧で視界が悪く今回はそのまま来た道を帰ることにしました。山頂で会った50代と60代の姉妹と一緒に下りることにしたのです。
 山の花の名前などを教えたら喜んでくれて鳩待峠から鎌田まで車で送ってくれました。景色や花はイマイチでしたがまずまず楽しい山歩きでした。

霧の中のオヤマ田代

小至仏山

小至仏山の標識

お花畑を行く

至仏山頂の標識

キンロバイ
Potentilla fruticosa 

オヤマボクチ
Synurus pungens

ヤマトリカブト
Aconitum japonicum subsp. japonicum

タカネナデシコ
Dianthus superbus var. speciosus