尾瀬沼と尾瀬ヶ原


登山日 2007.6.6(水) 晴のち雷雨 全行程 7:30 同行者 Y氏
 今年の尾瀬は雪が少なく、この時期はミズバショウを求めて沢山の人が入ります。この日も平日ですが沢山の人が入山していました。
 朝、戸倉に車を止めて大清水までタクシーに乗りました。運転手に今日のコースを話したら鳩待峠の最終バスに間に合わないと言われました。とにかく、8時に大清水を出発しました。一の瀬を8時45分に通過して三平峠には9時35分に到着しました。一休み後、三平下には9時55分に到着、沼の西を行きたかったのですが残雪が多く注意が必要とのことで東の長蔵小屋を経由することにしました。
 朝湖湿原を通り、沼尻をパスして白砂峠から見晴を目指して歩きます。ところが沼尻を過ぎたあたりから天気が急変して雷もなり始めました。見晴が近くなった頃、雨に混じり雹が降ってきました。12時30分、見晴の休憩所に着き、ここで昼食にしました。ここでも雷が鳴り、雹が降りました。
 13時、少し雨が小止みになったので出発することにしました。尾瀬ヶ原は平なので傘をさしても歩けます。竜宮小屋を13時25分に通過、牛首は14時に着きました。ここまでかなりハイペースで歩いてきたようです。牛首からは人も増えてきました。山の鼻には14時30分に到着、10分だけ休憩、小雨の中を鳩待峠の最後の登りです。人が多く思うようには歩けませんが、15時30分には鳩待峠に到着、すぐにバスに乗ることが出来ました。最終バスより1時間ほど早いゴールでした。
 天気はイマイチでしたがミズバショウやリュウキンカの大群落を見られて大満足な一日でした。
 このコース一般には1泊2日で、他人には勧められませんが日帰りでも何とか歩けるのです。この日の歩数はなんと39,795歩で足にマメが出来ました。
 帰りは戸倉のカモシカ村と言うところで風呂に入って帰りました。入浴料は500円でした。

登山道の残雪(三平峠付近)

燧岳をバックに尾瀬沼のほとり

木道の周りもミズバショウ

朝湖湿原はミズバショウで一杯

枯れ草の中のショウジョウバカマ

リュウキンカの大群落

至仏山と尾瀬ヶ原のミズバショウ

ミズバショウ
Lysichitum camtschatcense

ショウジョウバカマ
Heloniopsis orientalis

リュウキンカ
Caltha palustris var. nipponica

タテヤマリンドウ
Gentiana thunbergii

ミヤマエンレイソウ
Trillium tschonoskii

ミヤマカタバミ
Oxalis griffithii

エンレイソウ
Trillium smallii

キクザキイチリンソウ
Anemone pseudo-altaica

オオバタチツボスミレ
Viola langsdorfii

サンカヨウ
Diphylleia cymosa ssp. grayi

ニリンソウ
Anemone flaccida

ミツガシワ
Menyanthes trifoliata

ヒメシャクナゲ
Andromeda polifolia

ムラサキヤシオツツジ
Rhododendron albrechtii