水沢山(ミズサワヤマ) 1194.4m


登山日 2006.10.17 (火) 晴 全行程 3:00 休憩時間を含む 単独行
 二日前に稲含山に登りましたが、今日も天気がよさそうなので手近な榛名山系の水沢山を歩くことにしました。水沢観音の駐車場に車を止め、観音様のお参りを済ませて本堂左手の登山口から8時にスタートです。
 始めは杉の林の中の道ですがすぐに明るい雑木林の道になります。良く整備された道ですが標高差は600m近くあり、なかなか急な登りです。中間点のお休み石には8時35分に着きましたが、そのままゆっくりと登り続けると9時10分に十二仏の石仏群が現れました。一度少し下ってまた登ると9時24分に頂上に着きました。
 所要時間は1時間24分でした。頂上で休んでいると渋川在住の49歳の男性が一人で登った来ました。彼は1時間8分で登ってきたそうですから若さにはかないません。ガイドブックには標準時間1時間45分と書いてありました。
 山頂からは関東平野が一望できるはずですが、霞んでしまい良く見えません。それでも遠く富士山が見えました。燧ヶ岳や至仏山・笠ヶ岳、日光白根山、武尊山子持山、小野子山なども良く見えました。ゆっくりと景色を楽しんだので10時に下山を開始しました。
 途中、新聞で見たミナミ・ランボウさんの文に出てくる水沢登山の常連さん7名に出会いましたが、登山道の整備をしながら下りていました。頭が下がります。
 登山口の近くに立つ万葉歌碑は「いかほろの やさかのゐでに たつのじの あらはろまでも さねをさねてば」と読めました。「伊香保の やさかの土手に 立つ虹のように 人目につくほど 寝られたからは(後はどうなっても良い)」と言う意味でしょう。登山口には11時に戻ってきました。ほど良い秋の日の山歩きでした。

登山口(飯綱大権現の鳥居)

お休み石(中間点)

石仏群

水沢山山頂1194.4m

手前子持山、後・武尊山と右・尾瀬の山並み

左・相馬山、右・二つ岳

万葉歌碑3414番

水沢寺

ヤマトリカブト

ヤマラッキョウ

ノコンギク

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