東篭ノ登山(ヒガシカゴノトヤマ) 2228m


登山日 2007.5.23 晴 全行程 4:35 (休憩時間を含む) 同行者 Y氏
 今年、下界が初めて30℃を越えたこの日、さわやか風が吹く2000mを越える高峰高原を歩いてきました。山の中腹では山桜が咲いていましたが、山頂付近では唐松の新芽がわずかに黄緑になって来たところです。
 高峰温泉前に車を止め、9時50分、最初の山、水ノ塔山に向って歩き始めました。10分ほど登るとうぐいす展望台に着きます。ここからは北八ヶ岳の山々や富士山が良く見えました。更に登ること35分最後の岩場の急登を終えると水ノ塔山の山頂に着きました。
 ここからの眺めは素晴らしく、東には黒斑山、前掛山に重なって白い噴煙を上げる浅間山がすぐ近くに見えました。小休止の後は東篭の登山を目指して七千尺コースを歩きます。水ノ塔山の北は残雪が凍り付いて滑ります。途中激しく山が崩れた赤ゾレを通り、森林限界を超えると11時10分に東篭の登山に着きました。出発から1時間20分ですからまずまず順調に登って来ました。
 山頂からの眺めは360度、西の方角には雪のアルプスの山が屏風のように連なって見えます。山頂で景色を楽しみながら早お昼にしました。11時45分下山開始、池ノ平を目指します。30分足らずで池の平湿原の入り口の到着、更に「村界ノ丘」「雲上ノ丘」「見晴岳」「三方ヶ峰」をめぐり、池ノ平を通り湿原入り口に戻りました。ここはコマクサや石楠花など高山植物の宝庫ですが、何分にも時期が早すぎて見ることは出来ませんでした。帰りは湯の丸高峰林道を高峰温泉まで歩きます。40分足らずで到着、温泉に入らせてもらい汗を流しました。
 
写真は東篭の登山(現地案内板では東篭の塔山)

水の塔山2202m

赤ゾレ

北八ヶ岳の山々

富士山

水の塔山北の登山道の残雪

四阿山(アズマヤサン)

手前水の塔山、奥は浅間山(黒斑山)

東篭の登山頂2228m

鹿島槍ヶ岳

右手前西篭の登山、左湯の丸山

池の平湿原

雲上の丘

石楠花の蕾もまだ固い

やっと芽吹き始めた唐松

途中出合った日本カモシカ