地蔵岳(ジゾウダケ)1673.9m


登山日 8.10(水) 曇のち雨 全行程 1:30 単独行
 地蔵岳は赤城山の中央火口丘で安山岩質溶岩からなる円頂丘です。またこの山は古くから祖霊の集まる山とされてきました。
 山頂に立つ釜蓋地蔵尊は今は石造りですが、昔は鋳銅製でお盆になると麓の人たちによって釜の蓋が開けられました。そして祖先の霊が各家庭に戻っていったのです。お盆が終わると再び蓋は閉じられました。
 今、山頂はマイクロ回線のアンテナ群が林立しています。以前はロープウエイに乗って簡単に登ることができ観光客で賑わいましたが今は運行が停止され以前の賑わいはうそのように静です。
 この日は朝から曇でしたが八丁峠から登り始めました。木の階段を登り、やがて林の中を抜けると草原の斜面になります。花が豊富で写真を撮りながら登っていくとやや荒れて草がはげた様になった頂上に着きました。登り始めて40分ほどです。頂上には8時10分に着きました。ここで朝食です。
 ところがそこで雨が降り出しました。ロープウエイの廃屋で雨宿りをしてみましたが雷も鳴り始め、合羽を出して着込み急ぎ下山をしました。20分で帰りましたが雨は止みません。結局、登山客には一人も会いませんでした。花の写真は上毛三山の赤城山にもあります。

山頂のアンテナ群

一等三角点

山頂の標識

釜蓋地蔵尊

白花ツリガネニンジン

ノリウツギ

ヤマホタルブクロ

タムラソウ

ヤマブキショウマ