稲含山(イナフクミヤマ) 1370m


登山日 2006.10.15 (日) 晴 全行程 2:15 単独行
 稲含は伝説の山です。インドの女神が口に稲を含んで降り立った山とされているからです。日本名を豊稲田姫といいます。姫は養蚕も伝えました。従って養蚕と五穀の守り神とされています。
 この日の出発点は豊稲田姫が蚕を始めたとされる神の池にしました。8時25分に歩き始めました。一の鳥居を右折して赤鳥居には15分ほどです。鳥居峠に大きな駐車場があるのでここに車を止めれば時間を短縮できます。秋畑稲含神社への分岐を過ぎて9時14分に下仁田稲含神社に到着しました。ここから山頂はすぐで9時18分に山頂に着きました。所有時間は53分でした。
 山頂では移動通信の青年が一人盛んに交信をしていました。少し離れてシートを敷いて遅めの朝食にしました。西方向は良く晴れて視界が利くのですが東・北方向はあまりよく見えませんでした。
 帰りは少しゆっくりと景色を眺め、神社の由来などを読みながら下ることにしました。途中右に分岐して秋畑稲含神社に向います。秋畑稲含神社は5月3日の例大祭には神楽が奉納される神楽殿があります。しかしここも高齢化が進み、神楽の衣装など重いものを運び上げるには大変らしく、車が入る200m程下の神の池近くに新しく神社を建設中です。昔は小幡藩の手厚い庇護の下にありましたが今は秋畑那須地区の人たちのより守られています。
 二の鳥居の近くで神奈川から来たと言う男性が一人で登ってきました。今日会った唯一の登山客でした。更に進むと豊稲田姫が手を清めたと言われる神の水がありました。私も手を洗い一口、口に含みました。まもなく一の鳥居に戻ってきました。神の池到着は10時36分で下りるのにも1時間弱かかりました。

写真は紅葉が始まった稲含山

出発点の神の池

一の鳥居

赤鳥居

下仁田稲含神社

稲含山頂

西、荒船山方面

山頂の標識

紅葉

秋畑稲含神社拝殿(本殿の前)

二の鳥居

豊稲田姫が手を洗った神の水

シロヨメナ