オランダ・ベルギーの旅


旅の終わりに

私の海外旅行も今回で10回目、14カ国となりました。取り立てて旅行好き、マニアと言うことではありませんが、ささやかな楽しみと言ったところです。知らないところに行き、知らないものを見る非日常の体験は心弾むものです。旅行記を書くことは思い出を確かにすることだと思っています。

今回は旅行が終わって1ヶ月ほど経ってから書き始めたもので、記憶が不確かなところがあります。同行の皆様とは一期一会ですが旅を楽しくさせていただきました。

ベルギーで、お酒の飲めない私はビールの本場に何をしに来たのかと言われてしまいましたが、今回の旅は良く話し、良く笑ったような気がします。天候にも恵まれて持ち歩いた傘は一度も開くことがありませんでした。お世話いただいた添乗員の高塚さん、運転手のヤンさん、現地ガイドの皆さん、そして同行者の皆さん楽しい旅をありがとうございました。感謝・感謝です。

 

旅のメモ

○オランダの自転車事情
 オランダの自転車普及率は一人に1.6台です。自転車の専用レーンが全国に広がっています。自転車は車道でも歩道でもなく、この専用レーンを走ります。オイルショック以降、国が率先してこの事業を展開しています。この国では歩行者優先と言う考えは通用しません。自転車が最優先されます。歩行者と自転車の事故では専用レーンの場合は歩行者が罰金を払うのだそうです。
 自転車は歩行者がいてもスピードを落としてくれません。オランダの自転車はブレーキが無いのが普通です。老いも若きも自転車で飛ばしているように見えました。山の無い平らな土地なのでこうしたことが出来るのでしょう。自転車専用の交通標識もたくさん見ました。皆さん、オランダに行ったら自転車に注意しましょう。

○背の高いオランダ人
 オランダ人は世界一身長が高いことで知られています。男性も女性も背の高い人を大勢見ました。従って洗面台の位置、男性トイレの便器の高さも日本よりずっと高いのです。最近日本の若者もずいぶん背が高くなったので若い人は困らないかもしれません。

○ベルギーの二ヶ国語表記
 ベルギーはその歴史的背景から北部はオランダ語(フラマン語)、南部はフランス語(ワロン語)を話します。また一部ではドイツ語を話す人もいます。二つの言語の対立は複雑なものがあるようです。そこで町の名前も二ヶ国語で表記されているようです。

○ベルギーの7大秘宝
 1.「聖パルテルミーの洗礼盤」(リエージュ聖パルテルミー教会)
 2.「キリストの降架」(ノートルダム大聖堂)
 3.「神秘の仔羊」(聖バーフ教会)
 4.「聖ウルスラの聖遺物箱」(メムリンク美術館)
 5.「イカロスの墜落」(ベルギー王立美術館)
 6.「オワニーの聖遺物箱」(ナミュール・ノートルダム女子修道院)
 7.「聖遺物箱」(トゥルネ・ノートルダム大聖堂)
  今回の旅では2,3,4を鑑賞しました。

○オランダの牧場
 現代のオランダは工業国ですが、農業(牧畜)もまた、重要な産業です。ですから町を出ると、いたるところに牧場があります。しかし、牧場にありがちな柵があまり見当たりません。柵の代わりに水路があります。牛も羊も水路を越えて隣には行かないのだそうです。 牛の種類は白と黒のホルスタイン種が多いようです。水路には鴨をはじめ様々な水鳥が泳いでいました。

○オランダの風車
 オランダの風景と言うと風車を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、かっては9000基以上もあったといわれる風車も現在は10分の1まで減少しました。最も古いといわれるスタンデルト風車、ヴィップ型風車、ホーラント型風車、大型のバルコニー型風車、その他様々の風車が存在します。また木造のもの、レンガ作りのもの、六角形、八角形のものなどがあります。
 13世紀頃から存在したと言われますが、十字軍により中東から伝わったと言う説もあります。製粉や製材、その他の動力源として使われましたが、干拓した海の水をくみ出すために多く使われました。エネルギー革命により多くは電気式になりましたが、現在でも一部は使われています。またその保存のための努力も続けられています。
 さらに、まさに現代の風車、すなわち風力発電用の巨大な風車を良く見かけました。オランダはエコにも熱心です。